健康
あなたの健康に大きく貢献してくれる人をご紹介しよう。
アメリカアリゾナ大学医学部教授であり、医師でもあるアンドルー・ワイル氏である。https://www.drweil.com/
私の母はワイル教授に救ってもらった。
1998年当時60代の母は、大腸がんと直腸がんを発症した。医師はステージ5で余命一年と私に宣告した(本人には告知しなかった)。
西洋医学(ワイル教授は現代医学という)に頼っていたら母は死ぬかもしれない。
そこで、以前読んでいたワイル教授の『癒す心 治る力』の第19章を何回も読み返し、これだと思った。
さらには、当時、NHKや民放でがん特集が組まれたのを見て、さらに確信した。
がん治療は、『外科手術、放射線療法、化学療法のうち納得できるものは外科手術だけ』とワイル教授は指摘する。
そして、現代医学にできることとして、
『■他のどの治療法よりもすぐれた外傷の治療
■診断、および多くの内科的・外科的緊急事態の処置
■抗生物質による細菌性感染の治療 等』
現代医学にできないこととして
『■ウイルス性感染の治療
■ほとんどの慢性・消耗性疾患の治療
(中略)
■がんの多くの対応の治療』
と指摘していて、さらに
『現代医学に治せない病気を現代医学の医師に診せるべからず、現代医学が得意とする病気で代替療法の治療家をたよるべからず』という。
そこで外科手術を選択し、S字結腸のがん細胞は除去してもらい、直腸についてはQOLを考えて、そのままにしてもらった。
術後、執刀医と面談し、抗がん剤の投与を勧められたが、私は『がんに効く抗がん剤があれば今頃ノーベル賞ものでしょう』と言ってこれを断った。その直後の執刀医の言葉は今も忘れられない。
『そうですよね。効かないですものね』
しかし、そうはいっても何もしないということではなくて、ワイル教授の本に書いてあることを実践した。
まずは退院まで黄耆(アストラガルス)を毎日飲ませた。これが大きく効いて、担当医曰く『回復が早い』とさえ言わしめた。同じ病室に入院していた乳がんの若い女性は抗がん剤を投与していて、日々弱っていくのを目の当たりにした。母は3週間で退院した。
退院後は、ビタミンC、複合カロチン、ビタミンE、セレニウム、黄耆、にんにく、の摂取と毎日90分の散歩。さらには食事改善として、肉食から魚食への転換と発がん作用のある食品をやめさせた(代表的なものとしてマーガリンなどのトランス脂肪酸)。冷蔵庫にあったマーガリンなどは即廃棄。
そうして、1年後の検査でなんと、直腸にあったがんが消えていた。まさに奇跡が起きたのである。その母は今も健在である。
人はいう。『たまたま合っただけじゃないの』
知識人の叔父(母の兄)は、『そんなものは効かない。抗がん剤をすべきだ』と言っていたが、その叔父はさっさとがんで死んでしまった。
実行もしないで分かる訳ないだろうと私は思う。
ワイル教授が何年もかけて研究し、さらに世界中の論文などの研究結果からの結論を活用しない手はないのである。
人工薬は多くのバックファイヤー(副作用)を引き起こし、時にはそれで人は参ってしまうことさえある。がんはその典型だと思う。
薬漬けになることだけは避けたい(私は”しゃぶ中”と呼んでいる)。
自分の体に備わっている治癒力を活かし、健康な生活を送ることこそ理想ではないだろうか。
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