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子どもが失敗をした時にできること

 今日は子どもの習い事の大会があった。
その日に向け毎日準備をしてきており、サポートしてきた。
しかし道具の不具合で、予選リーグ一戦もできないまま敗退となってしまった。

見ていて本当につらく苦しかったし、本人の悔しさ、歯がゆさはその比じゃないと思う。

こんな時、親としてどんな風に迎えてあげるのがいいのか考えていた。

ちなみに私が今苦しいのは、きっと子どもが悔しい思いをして傷ついているだろうと想像して、共感してのことだと思う。
共感て大事だけど、勝手に想像して共感的な感情をぶつけるのは押し付けだと思うので、親の感情が先行しないよう気をつけたいと思う。

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子どもが辛い経験をした時、それを無かったことにはできないし、そこを今どうにか避けることができたとしても長い人生きっとまたいつか挫折や失敗を経験することはあるだろう。

育てたいのは、辛い経験をしてもどうにか消化して前を向く力。自分自身を否定しない心。

前を向くには、やはり一度今の気持ちをしっかり味わって吐き出して消化しないといけないと思う。なので、まずは子どもの話を聞いて(ここで初めて)そのことに共感しようと思う。

次に自分自身を否定しないために私にできることとしては、まずはこの結果を「失敗」と捉えていないことを伝えたい。
まだまだ続く人生、今回の大会が人生のゴールでないことは明白で、そう考えればひとつの通過点でありいくらでも「糧」にしていけるはず。「糧」にすることができれば、それは「失敗」ではない。
「悔しかったね」とは言っても、「残念だったね」は言わないでおこうと思う。

そして、夕飯は子どもの好物を用意する。好きなスイーツも買っておく。
そうすることで、今日までの頑張りを労う姿勢を伝えたい。何があったって大切にされるべき存在に変わりないということを伝えたい。

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書いていくうちに自分の気持ちの整理がつき、やるべきことも見えてきた。
どうかこれを経てまたひとつ、強くたくましく育ちますように。

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