実はあのギャルゲー作品も乙女ゲーム化していた!?特集
先日、GS4が15万本売れたことが公式Twitterで発表されましたね。これはとてもすごいことなのですが、イマイチピンと来ない人もいるかもしれません。
簡単に言うと、switchで発売されている乙女ゲームで唯一です。10万本以上売れているswitchの乙女ゲームはこれのみです。
そういった話はまたの機会に書くとして
今回は『実はあのギャルゲー作品も乙女ゲーム化していた!?』特集です。元々はギャルゲーから乙女ゲーム化はときメモだけではないのです。
よかったら最後までお付き合いよろしくお願いします。
ときメモGSは元々男性向けときメモが女性向けとしてアレンジされてヒットし、乙女ゲームブームが来たことは有名ですが、
何故ヒットしたのでしょう?単純に人気作品が乙女ゲーム化されたから?いえいえ、現実はそう甘くないのです……。今回は乙女ゲームに挑戦した作品をご紹介。(24年追記あり)
ユア・メモリーズオフ〜Girl's Style〜
PS2・2008年発売
メモリーズオフ、通称『メモオフ』。切ないストーリーが売りのギャルゲー。現在でも、switchなどで販売されている長年愛されている作品なのです。
この『ユアメモ』も、どうやら例に漏れず、切ないストーリーらしいです。それどころか「重い」とのこと。
トゥルーフォーチュン
PS2・2008年発売
トゥルーラブストーリー、キミキス、アマガミなどの長年少しずつ形を変えながら発売しているエンターブレインから。
上記の作品と何の関係が?と思われそうですが、実は同じくエンターブレインから出ているんです。システムも似ており、上記作品にはほぼ必ず主人公の妹キャラが登場するのですが、フォーチュンには主人公の兄が登場します。
女性向けらしく、タロットカードがテーマになっています。パッケージは綺麗なイラストなのに、裏面を見るとなぜかアニメ絵……。買う人で裏面見ない人はいないでしょうが、表紙だけで買ってプレイしたら「え?」となりそうな……。
友人がやり「告白シーンで急に歌うたい始めて萎えた」と言っていて私は爆笑した記憶。
ユアメモはWikipediaに関連として載っているのに、こちらは何処にも表示されていない謎…。内容的にはかなり関連性高いんですけどね。
番外編・デイズオブメモリーズ2
DS・2008年
元々、モバイルゲームからDSに移植。
「デイズオブメモリーズ(以下DOM)」シリーズは、人気格闘ゲームSNKのヒロイン達が攻略できるギャルゲーです。オムニバス形式で、1本のソフトに3作品収録されており、DSのゲームとしては3まで出ています。
今回紹介する『DOM2』も3作品収録されており、その中の1つに男性キャラを攻略できる乙女ゲームがある。
タイトルは『Days of Memories ~彼と私の熱い夏~』
元々モバイルゲームであることからもボイスは一切入っていない。システムとしても単純で、ストーリー→マップでキャラアイコン選択、の繰り返しととてもシンプル。
序盤こそ、JKである主人公がキャラクターと交流して相手といい感じになろうという乙女ゲームっぽいのだが、あの人もこの人も最終的に戦うストーリーに行き着くというぶっ飛んでて格ゲーらしい展開です。
唯一今回上げた作品の中でも、中古価格が高めだったりします(安いもので5千円する)。
蛇足ですが、近年SNKの乙女ゲームがアプリ化もされていましたね。私はサービス終了告知で知りました。
追記・卒業M
PS・1998年
『卒業』シリーズの女性向け版ソフト。元の卒業は教師となり、問題児である生徒達をタイトル通り卒業させるのが目的のシミュレーションゲーム。
この作品の凄いところは、乙女ゲームという単語が生まれる前の作品ということ。これより前はSFCの『アンジェリーク』ぐらいです。
メディアミックス(漫画やドラマCD)が先で、のちにゲーム化された作品です。
以上です。
改めて調べてみると、多くが2008年なのですね。まさに乙女ゲームブームの波に乗った形です。
元のいいところを削られて「こんなの○○じゃない」や、逆にそのまま過ぎて全国の乙女達にイマイチ受けが悪かった印象でした。人気作品でもそのまま乙女ゲーム化して大ヒット!とは行かないようです。
しかし個人的には出なかった世界線より、こうして出ている世界線の方が私は好きなので、結果はどうあれ挑戦してくれた各社様に感謝したいです。