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4月十日(合わせて「弁」)は駅弁の日!初めて買えました、崎陽軒「おにぎりシウマイ弁当」


四月十日は、駅弁の日(平成五年制定)。
数字の4と漢数字の十を組み合わせると「弁」の字になることと、四月は行楽シーズンで駅弁の需要が高まることに由来するらしい。

そんな駅弁の日には、全国の駅弁店が期間・数量限定の記念弁当を発売する。横浜の顔、崎陽軒が近年発売しているのは「おにぎりシウマイ弁当」。今年初めて買えました。やった!!

何故って、崎陽軒の限定弁当の人気はものすごいのだ。おにぎり弁当に限らず、数量限定商品が出ればオンライン予約はほぼ瞬殺。通信速度や更新ボタン押下の一瞬の差が命取り、それくらいの競争の激しさなので、発売初年〜2年目、3年目はまず無理だった。

ところが今年ふと気が向き、予約開始数日後にページを開いてみると、なんと!まだ買えるではありませんか。嬉々として予約し、やっと手にできたのがこちら。
今年はシウマイ弁当のパッケージが採用されている。シウマイ弁当発売70周年記念だから。

なお、おにぎり弁当なのは、日本で最初の駅弁(宇都宮駅で発売)がおにぎりだったから。
そして嬉しいのは、ただのおにぎりではないことだ。シウマイ弁当の具のいくつかと、崎陽軒でシウマイ弁当と同じほど人気の炒飯弁当の炒飯(これも大好き)をおにぎりにしている。これは嬉しい!たまらない!!

という訳で開封。
おお、けっこう高さのあるおにぎりですね。シウマイもおにぎりと同数の4個入り。なかなかのボリュームです。

シウマイ弁当を思わせるサイドのおかずたち

掛け紙の裏には説明書き。掛け紙ファンにもたまらないですね。

では早速いただきます。まずは定番・筍煮でコンディションを整え、

私の大好きな小梅ちゃんもいます

基本のシウマイならぬ、シウマイの肉あんおにぎりから。

かなりの深さまで具が入り、おにぎりとしての満足度が予想以上に高い。これ、おにぎり単体で売り出しても売れるのでは?シウマイ弁当の定番副菜、昆布の佃煮ともよく合います。

というか売って欲しい

続いて炒飯。崎陽軒の炒飯食べるの久しぶりだなあ。これには紅生姜を。やっぱり美味しい。

炒飯弁当が多過ぎる人にも嬉しいですよね

続いては変化球、唐揚げとあんずのガーリックバター風味。
これはかなりの冒険ですが、肉料理とフルーツは合うしガリバタで食もすすむ。4つあるおにぎりのひとつとしては十分あり。シウマイ弁当に干しあんずは欠かせません。

敢えて言うならバターなしでガーリック風味の方が好きかな

締めくくりはやはりシウマイ弁当には必須の鮪の漬け焼に、燻製マヨを合わせた豪華なツナマヨ。玉子焼きやかまぼこと合いますよね。

いやー、どれも美味しかった。すごくちゃんと作った感があります。

駅弁は時間を置いても安全で美味しいものとは言え、できたてはやっぱり美味しい。崎陽軒は工場から運びたての品を買えるので、まだ温かいこともよくあって嬉しいんですよね。
大満足!ごちそうさまでした。

たんぱく質たっぷりなのも嬉しい
原材料欄をじっくり読むの好きです

私の育った頃や学生時代は鉄道が今より元気で、駅弁・駅そば興隆期だったから、どこかへ出かければ、駅、それもホーム上でその地方の味と出会えるのが当たり前だった。
今は不採算路線が増えて廃線や本数減少がすすみ、業者の撤退も増えてもう食べられない駅弁・駅そばもずいぶんある。特にホーム上の駅そば店舗はここ数年でどんどん減っている。

コロナ禍の間は乗り鉄活動を控えていたが、そろそろ再開して駅弁・駅そばの旅に出ようかと、元祖おにぎり弁当を食べて思った。

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