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千葉県の市原市の牛久饅頭、チバニあんパン(市原市「吾妻堂」)

週末、市原の直売所へ行った帰りにふと「牛久饅頭」と書かれた看板が目に入った。

出掛けた先の名物や銘菓に目がない我々、美味しいのかな?とすぐに興味がわいたが、ここは千葉県市原市。牛久と言えば大仏である。あれは茨城県牛久市。ここから決して近くはない。なぜ??と思いつつ前進すると、そのうち辺りには「牛久」の文字が散見。そうか、市原にも牛久という地名があったのね。初めて知りました。

そのうちに例の看板の「吾妻堂」さんが進行方向に。「入ってみようか」と広い駐車場に車を停めると、品物を買って出て来たお客さんもいそいそと入店して行くお客さんもひっきりなしである。間違いなく人気店、これは確実に美味しい。期待がふくらむ。

店内は広くて明るく、品物が選びやすい。特におすすめと思われる品には丁寧な説明書きがあって参考になる。
牛久饅頭は当然として、他はどうしよう?店内には和洋様々なお菓子が並ぶ。正面のガラスケースのケーキには午前中に売り切れたと思われるものもいくつかあって、人気の高さを感じさせる。
中でもどら焼きが4種類あったので、千葉らしい落花生と、私はやはり気になって梅どら焼きをかごに入れる。それと入店時に貼り紙が気になった「チバニあんパン」。

地学に疎い私は知らなかったが、近年千葉県市原市で発見された約77年前の地層が地質年代の区切りとされ、なんと千葉時代を意味する「チバニアン」という名がつけられたとのこと。すごい!その道の方々にはたまらないですね。これでまた研究が進むと良いなあ。

さらに焼き菓子をひとつずつ選び、今回購入分はこちら。

牛久饅頭は、食べやすい小ぶりサイズにしっとりとした黒糖ベースのこしあんが食べやすく、好きな方なら2、3個すぐに食べてしまいそう。薄めの皮と程よい甘さの餡とのバランスも良く、老舗の饅頭はこのバランスに個性が表れるのが好きでつい買いたくなる。

落花生どら焼きと梅どら焼きもやはり甘さはやや控えめで、普段のおやつにちょうど良い味。地元客と思われる方々が次々来店されるのもいたく納得である。
チバニあんパンは給食のパンっぽい味わいで、これまた菓子店のパンらしい。トーストしてバターをのせたくなる味で、全般的に欲張り過ぎていないのが良いなと感じた。また買いたくなるものね。

梅の甘露煮が薄く切られて入っている梅どら焼き
粒が見える落花生どら焼き

市原は昔Jリーグをよく観ていた頃に何度か来て以来、近年は来る機会がなかったのでこうしてたまに来ると新鮮。直売所「里山ファーム」も気に入っているので、また時々来ようと思う。
次はもうちょっと牛久を探検してみたい。

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