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読書の表情

読んでいる時のあなたはどんな様子でしょうか?


面白い、辛い、楽しい、悲しいとそれぞれ場面があるかと思います。
その場面を読んでいる時のあなたの様子はどうでしょうか?

笑っていますか、引き攣っていますか、にこにこしていますか、泣きそうな顔をしていますか?
感情が顔に出ますか?
質問ばかりですみません。

私が本を読み始めた時は、おそらく感情は顔に出ていなかったと思います。

中学卒業、高校に進学する。その高校には私一人だけ行くことになった。友達なんて作れるような者じゃないし、独りぼっちで過ごすことになるだろうと考えていました。

休み時間他の雑時間を独りぼっちで過ごすにはと考えたら、寝る、読書以外浮かばなかった。
寝るを選択するのであれば、つまらないし…ということで読書して過ごそうと決めました。

読書する習慣はない。家で読むのは、専ら漫画ばかりだ。
※漫画を読むことも「読書」という

読書といったら
中学の頃、ゲームの小説版と当時放送していた星新一のショートショートを見て星新一の作品を図書室で借りて読んだ位だ。

高校に進学してからは、貰うお小遣いの量も増えて、買えるものも増えた。
主な使い道は、漫画、小説、ラーメン、ゲーム。

それぞれ、表紙(パッケージ)やあらすじ(謳い文句)を観て、気になったものを買う。
有名なものとか関係なしに、本の題名の意味とは?とか裏表紙ののあらすじを読んで良さそう!とかで買って読んでいました。

ただ、あくまで読書は独りぼっちで過ごすためのツール。だったのですが、読み始めると面白くて続きを早く読みたくなる。
そんな楽しい時間でした。

でも、読むのは学校にいる時と下校中の時だけ。家では、学校では出来ない趣味の時間を過ごすため、小説は殆ど読まなかった。
たまに気が乗ると読み出すことはありました。


実際に高校入ったら、友達は、少数人出来ました。同じ科、3年間ずっと一緒に過ごすので良かったです。皆それなりに仲良かったような気がする。個性派揃いだったな。

友達になったきっかけは覚えてない…。

その中に本好きの友達もいました。よくイジられるような性格?性分?な奴でした。
中学まで大変そうな感じだった。詳しいことは知らない。

そんな奴が私の近くで読書している時
「ぷっ」と笑った時があった。なんだと思ってそいつの顔を見るとそいつも顔を見返してきました。
慌てて弁解しそうな様子で

「いや、本を読んでる時、面白い場面があるとつい笑っちゃうんだよね」
「へぇ~、そうなんか」

と思わず感嘆しました。
私はそれまで本を読んでも笑ったりなんかしたことなかった。小中の朝読書習慣の時間で笑ったりなんてことは一切無かった。周りもそんな奴はいなかった。

黙々と本を読むのが読書。
だと思っていたから、その友達の言った事は、なんだか忘れられないものです。
※一言一句覚えてる訳ではないのでこのような会話があったとだけ認識してください。

それから漫画含め読書する時は、その事を思い出して読むようなった。
読書時、感情が表に出ると物語に入り込みやすい。
私の感覚的に。

さすがに人が大勢いる静かな場所で笑ったりなんかはしませんが、にやにやはしてるかもしれない。
奇異な目で見られるが。

顔に出すと言っても私の表情は、あまり変わらないし、分かりにくいらしい。


あれ?でも、高校の朝読書習慣でそいつ笑ってたことあったっけ?

………。

まぁいいか。


余談
図書館に本を読みに行っている。それしかないだろとツッコミがありそうだが。パソコンが何台か置いてあったり、DVDやCDなんかもあったりする。他の地域の図書館は知らないが、見た時は驚いた。
利用する機会はないだろうな。

読んでいるのは
お金の基本を知りたくて、お金の本。文章を書くことを学ぶ本。何故相手に伝わらないが起こるのかと書かれた本。最近、見つけたトラックの問題について現場目線で書かれた橋本愛喜さんの本。原作ゲームの深夜廻の小説版。をそれぞれ読んでいる。
好き嫌いについて書かれた外国の著書も読んでいたが断念した。

本を買って自宅でゆっくり読むのがいいんだろうけど、その習慣はないし、物を増やしたくないという気持ちがある。

図書館って意外に静かな場所じゃないんだな。
ひそひそ話、足音、おじさんの口で鳴らす嫌な音、濡れた靴で床を歩く「キュッキュッ」という音、体を大げさに動かす動きの五月蝿い私…etc。
様々な音が耳に入ってくる。
一個一個気にしてるときりが無いんだけど「五月蝿いな」と思う。
注意は出来ない。



中途半端だけどここで終わろう。
ここまでお読み頂き有難う御座います。
どうか他の記事もよろしくお願いします。
では、また。

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如月
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