神さんとのお仕事64 「悩みが尽きないわけ」
今回のお話の悩みは「不安」「不満」も同じ定義になるので、現状に不満がある方もで読んでみてください。
「今の悩みがなくなれば、次の悩みがくるがいいのか?」
神さんは悩みを解消したい方によくこう言われます。前にも書いたかもしれないですが、悩みは幸せの中から生まれます。なぜなら悩みは幸せの影の部分だからです。幸せでいる限り一つの悩みを解消しても違う悩みが必ず生まれてきます。
ならば、不幸でいれば悩みはなくなるのか?
かと思ってしまいますがそうではありません。不幸も幸せの中にいないと感じることができないからです。悩みと幸せは相反するものでありながら背中合わせの存在で、切っても切れないものなのです。
では、悩みをなくすにはどうすればいいのか?
心を強くすればいいのか
幸せになるのをやめればいいのか
人徳を積めばいいのか
色々なことが世の中では語られていますが、答えはとても簡単で
悩みを受け入れればいい。
ただそれだけでよかったりします。「今の生活が幸せな分、これくらいの悩みはあって当然だ」と思ってしまえばいいのです。現状全ての悩みをなくしたいと無理なことを考えるからしんどいだけで、今が幸せだから悩むんだと思ってしまえばいいのです。そしてその悩みを受け入れて慣れることができれば、悩みをなくさないでいいので新たな悩みは生まれなくなるのです。ただ、新しい幸せを手に入れたら相応の悩みは生まれるので注意してください。
悩みを受け入れることができた方には、もう一段上を目指してもらえたらと思います。もう一段上とは、
「この悩みの存在が幸せを作ってくれている」
と思うことです。悩みの存在に感謝ができるようになると、悩みは悩みという存在ではなくなり悩みを悩みだと感じる量が少なくなります。経済的な面ではなく心の面で幸せそうな人は、総じてこの感覚を持っておられるように思います。
悩みに感謝するまでは難しいかもしれないですが、受け入れるまでは誰にでもできると思います。悩みを受け入れることができたら、悩みをコントロールすることもできるので精神的苦痛は確実に減ります。悩みを誰かのせいにするのではなく、自分の責任にしてしまうと慣れる策を見つけることも早くできると思いますのでよかったらやってみてください。