床下や天井裏で撮った写真を疑われる…
データの写真、加工した?
一戸建てのインスペクション報告時、
「後日、出来れば写真データいただけませんか」と
お願いされた不動産仲介業者さんが言った.
この時のインスペクションは
「建物全体を調べた結果を基にリフォーム販売したいので、調べてほしい」
という、仲介業者さんからのご依頼だった.
その後調査することになり実施.
今回は天井裏も床下も潜り込んで調べる時間が長かった.
実際インスペクションをしている人は分かるが
床下や天井裏はホコリがあるので動き回るとホコリが立つ.
動き回るには
天井裏は「ジャングルジム」
床下は「ホフク前進」だ.
ホコリが立つ状態で写真を100数十枚とるのだから
「ホコリが吹雪みたいな」写真もある.
一般の方には想像しにくいと思うが、実際もぐって写真を
撮ってもらえればわかるだろう.
報告時、仲介業者さんは
インスペクションの有効性について
一定の理解を示されていた.
既存の建物売買環境では
厄介な存在と思われるインスペクション.
柔軟性ある友好的な方だとその時感じた.
数日中にデータをSDカードで届ける約束をし、
伺った.
雰囲気が明らかに私を疑った目で見ている.
そこから出た冒頭の一言だった.
しょうがない.
誰だってビジネスで仕事しているのだから.
思っているよりも厄介なリフォームが必要だと
いう事態になったのだろう.
中古住宅の販売を仲介する方の立場は
少なからず理解しているし、同情心も持つ.
しかし私も中立公平に調べる仕事をしたまでだ.
特に言い訳はせず、
誓って画像加工していませんのでご安心下さい
これを伝え、今回の仕事は完了!