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【たたきあげ実体験の視点から】いい業者 よくない業者 の違いを探る ①

しばしば質問されること
「いい業者 と よくない業者 の違いはありますか?」


まず結論、
一般の方が「いい業者 よくない業者」を
事前に見分けられることは限りなく難しいと思います.

・担当者一人を見て、業者が同じとは言えないから
・契約するまでは、多くの業者は受注に熱心だから
・実際工事が始まってから、実感することが多いから
・まんべんなくいい業者だったが、たった1つの出来事で
 よくない業者になってしまうこともあるから
・建てるまではよかったのに、住んでから重大な問題を抱える
 こともあるから
・業界従事者でも、悩みを抱えることもあるから

ではどうしたらいいのでしょうか?

私は仕事柄、
・トラブルを抱えた一般の方々のお声を聞く機会が続いている
・サラリーマン時代は、業者側で職種を横断して経験できた
・住む側の第三者として、業者と関わっている
・業者側の外注先としても、現場に関わってきた
そして
・私自身、「よくない業者」と思われたことがある
などの経験があり、
そんな私なりに見えてくることがあります.


「いい よくない」はその人で違う

貴方にとって、「何をしてくれればいい業者」なのか
確かめることから始めてみてはいかがでしょうか.
みんな同じだろうと考えるかも知れませんが、
結構人によって違うと感じています. 

実例から・・・何をしてくれればいい業者か

  1. 業者の言葉遣いや態度

  2. 話を聞くだろうか

  3. 打ち合わせ機会をしっかり設けてくれるだろうか

  4. 一緒になって考えてくれるだろうか

  5. 分からない人にきちんと説明してくれるだろうか

  6. 施工が丁寧だろうか

  7. きちんと現場を管理してくれるだろうか

  8. 現場の整理整頓はきちんとしているだろうか

  9. 決めた通りに施工されているだろうか

  10. 言い訳をしないだろうか

  11. 謝るべきは謝るだろうか

  12. 問題が生じたらきちんと解決してくれるだろうか

  13. 見積や支払はしっかりしているだろうか

ざっと挙げましたがいくつ当てはまるでしょうか?
100人いれば100人が全部当てはまるのではと
思ってしまいますが、この項目だけでも、人によって
業者を評価する項目と重要度が様々違うのです.

加えて、この1~13は、私が実際に
トラブルや後悔を抱える方の声を聞き、
何がそもそもの要因だったか考察した結果、
上位に来る項目です.

さらに付け加えるならばこの1~13は、
一般の方に建築的知識があれば防げたか
というものではなく、
多くの異業種や仕事の向き合い方について
共通するものではないでしょうか.

次回に続きます.



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