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夜景
2年前の今日
私と息子はバンコクにいた
コロナ禍が開け、偶然に完全開国になったタイミングで
PCR検査で陰性が証明されるまでの
ホテルでの隔離も解除されて
航空券とパスポートと日本での2回のワクチン接種証明だけで
大学を卒業してすぐにバンコクで働き始めていた
娘とも再会することができた
本当であったら
息子は渡泰の数ヶ月前に
精神科病院に医療保護入院をすすめられ
旅を諦めていた時もある
その後、週一回の外来のみで症状も落ち着いてきて
主治医のお墨付きをいただき
本当に色々な人たちのおかげで行けた旅
チャオプラヤー川をはさんだ
きらきらな夜景を見て
あんなに心が動いたのに
生きてればこそなのに
思い出作りだけじゃなくて
今に繋がってればいいなと思ったんだけど
君はやっぱり
2年経っても
死にたいって
思っちゃうんだよね
生きづらさという
壁は乗り越えることができるのか?
壁と共に少しずつ前に進むだけでもいいのかなと思う