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お正月に集合する意味



ものすごく自立していて元気すぎるひとり暮らしの高齢の母親、遠いところに住む少し屈折しているバツイチの妹と甥っ子が元旦に我が家に来ました。
母の隣の家に住むマイペースで 子供のいない弟夫婦は休みがあまり無いのであえて声をかけませんでした。

家族が久しぶりに顔を合わせるというのは、もちろん価値があって幸せな事だというのはわかります。
その一方で、みな大人になって家庭を持ち、それぞれ事情も違い、別々に住んで何十年。
習慣や価値観は変わって当然です。
お正月に高齢の親ひとりにするのは
可哀想?寂しいでしょ?
この理由だけで集まるとみんなが気疲れするのも事実なのですよ。
広く言うとそこにワタシの主人と子供達。弟のお嫁さん。ひとくくりに家族の輪に入ります。
一年に一度の組み合わせで和気藹々になるわけもないのです。

今の時代、煩わしいことはあえてしなくても良いんだという人もいます。
それでもね、会える時に会っておくというのはすごく大切なこと。
お正月はそのきっかけにはなっている。
元旦早々の地震や、災害や事故など。
なにが起こってもおかしくない時代。
もしかしたら、最後の集まりになってしまう可能性もあるんだから。

今年は、なによりも自分の中の純粋に会いたいと思う気持ちを大切にしよう。
そしてそういう人には、きっかけを待たずとも会っておくほうがいいと思う。

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