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【2024年6月】我が家の太陽光発電システム収支報告!!

我が家では自宅の屋根に太陽光発電システムを設置し2023年8月25日から使用を開始しました。

8月は使用開始してから5日ほどしかないので省略し、9月から収支を記録し約9か月が経過しました。

6月ですが、春を通り越してもう夏かと思うくらい暑い日々が続いています。

仕事柄、山間部での作業が多いのですが毎日汗だくになって嫌になりながらも作業を行っています。

自宅の太陽光パネルの方もお日様が嬉しいようでしっかりと働き発電してくれています。

年々暑くなっていますが、皆様も熱中症には十分に注意してお仕事頑張ってください!

それでは、2024年4月の我が家の太陽光発電システムの収支報告を発表したいと思います。

収支発表

買電電力料金-売電電力料金=実質電力料金
4291円ー3888円 =+403円

となりました。

今月の電気料金はたった約400円となりました!

政府の「激変緩和措置の終了」や「再エネ賦課金の高騰」があったのにも関わらずこの電気料金は驚きの結果です!

太陽光発電を設置する前の2022年6月の電気料金は11490円だったので比較すると

太陽光発電システム設置前との比較

太陽光発電設置前-太陽光発電設置後=差額
11490円 - 403円  =-11087円

となっており、太陽光発電を設置する前と比べて実質電気料金は約11000円節約となりました。

もともと消費電力が少なく電気料金が安くなる時期ですので、節約の効果の幅としては先月より少なくなりました。

しかし、上記のように実質の電気料金が約400円なので家計に大助かりとなりました!

ここからは、このような収支結果となった詳しい内訳を紹介したいと思います。

太陽光発電システムの設置を迷っている方は、我が家での事例となりますがぜひ参考にしてみてください。

≪ちなみに私は

雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)

という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

我が家の太陽光発電の設備容量・基本情報


当ブログを始めてご覧になる方もいらっしゃると思いますので、まずは我が家の太陽光発電の設備容量と家族構成や電力の使用環境などを、紹介したいと思います。

最初に太陽光発電の設備容量と工事金額を紹介します↓
・太陽光パネル 長州産業Bシリーズ 4.27kw
・蓄電池 Nichicon 全負荷タイプ  7.4kw

・合計工事金額 225万円

詳しい見積内容は
雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)
で紹介しています。

コスト面からあまり設置する方が少ないように感じる「蓄電池」を太陽光パネルと一緒に設置しています。

たしかに蓄電池を設置したことにより、太陽光パネルのみの見積もりから100万円工事費が増加してしましました。

しかし、近年では災害(特に大雨による水害)が増加しているように個人的には感じているおり、まだ小さな子供もいるので安心して生活が出来るようにと災害対策として蓄電池を設置しました。

そのおかげで、今では停電を心配することはありません!

また、太陽光パネルで発電した電力を蓄電池に充電すれば電気代の節約にもなります。

次は私の家族構成・生活スタイルと大まかな電力の使用環境です↓
・30代の夫(会社員)と妻(パート)・未就学児の子供1人と猫の3人+1匹家族
・平日の日中は全員外出している
・12~4月頃は積雪のある東北の田舎に在住
・オール電化住宅
・リビングにエアコン(200v)あり。猫のため夏は日中も稼働
・1~3月は石油ストーブを使用する(外気温が-○℃になるとエアコンが霜取り運転で止まるため)
・給湯器はエコキュート(太陽光発電システムを設置してからは、日中に沸かしている)
・東北電力 オール電化向けの電力料金プラン

となっています。

どこにでもいるような普通の家庭だと思ます。

オール電化住宅で一番電力を消費する機器は給湯器の「エコキュート」だと思います。

我が家では、今まで料金単価の安い夜間の電力でエコキュートを稼働させていましたが、発電電力を利用するため昼間にエコキュートを稼働させています。

エコキュートのリモコンから「時刻の設定」を調整すればお湯を沸かす時間帯を昼間にずらすことが出来ます。(我が家では6時間遅く設定しています)

また、低い気温に弱いエコキュートを気温の上がる日中に稼働させることによりエコキュートの効率アップにもつながっているかと思います。

太陽光発電を設置した際はぜひ試してみてください。

収支情報

それでは、いよいよ我が家の太陽光発電の収支情報を報告したいと思います。

私なりに、グラフや表を使って情報をまとめましたのでぜひご覧ください!

太陽光発電電力と買電電力の使用状況の内訳

こちらは6月1日~6月30日の太陽光発電電力と買電電力の状況をグラフにまとめてみました。

今年から太陽光発電電力の内訳を「消費・蓄電・売電」で買電電力からの内訳を「消費・蓄電」と細分化して表してみました。

特に前回までは、蓄電池への充電状況が太陽光発電からの充電なのか?買電からの充電なのか?が一緒に表していて解らなかったので

太陽光発電から充電を「蓄電」・買電からの充電を「充電」と表しています。

発電量は先月(5月)の675.71kwと比べると2.1kwと微減しましたがほぼ同じ数値です。

メーカーのシュミレーションした発電量と実際の発電量を比べると

先月に引き続きメーカーが予想する発電量よりもも大きく上回っています。

4月・5月・6月と約680kwの発電量なので我が家の太陽光パネルの容量(4.27kw)では、この数値が上限なのかもしれません。

また引き続き、太陽光発電の量が増えたため蓄電池への蓄電が十分に出来るようになりました。

昼間は消費電力も少なく太陽光パネルでの発電で電力で消費・蓄電が出来ているので、夜間電力での充電は4月からは充電しない設定に変えています。
(メンテナンスや気象警報が発信された際は、蓄電池へ自動的に夜間電力で100%まで充電されます)

我が家で一番消費電力の大きいエコキュートは変わらず日中に稼働させていていますが、発電電力でまかなえています。

つまり、家庭での生活に必要な「電力の自給自足」出来ている日も多くなってきています!!

6月の電気料金の内訳

電力料金は5月28日から6月25日の検針となっており、上記の太陽光発電電力の使用状況のデータの集計時期とズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。

それでは「2024年6月の電力料金の内訳」はこちらになります。

となりました。

実質の電気料金が約400円になりました!

もちろんこのような結果となったのはエコキュートの沸き上げ設定や蓄電池の充電設定・太陽光発電の発電量の増加などの影響が大きいです。

下記のとおり今月からは電気料金単価が高騰しており、それにもかかわらず400円なのでかなり節約になっています。

今月から「激変緩和措置」が終了してしまい電気料金が高騰しています。
(2024年8月~10月までの3か月間だけ再びこの「激変緩和措置」を再開することが決定しました。)

Yahoo!ニュース 電気・ガス補助金、8月に再開へ 

さらに4月から「再エネ賦課金」も増えたままです。
(東北電力では4月までは1円40銭だったのが、今月は3円49銭と約2.5倍となっています)

額としては小さいですが年間と通してみるとボディブローのようにじわじわ効いてくるでしょう。

 

日テレNEWS 「厳しすぎてやっていけない」 電気代6月分から約400円値上げ 政府の補助金終了で

経済産業省 資源エネルギー庁 2023年6月の電気料金、なぜ値上がりするの?いくらになるの?

電気料金の高騰は円安やウクライナ情勢などが影響しており、2030年頃まで続きピークを迎えると予想されている記事もあります。

なので太陽光発電システムをは長期的に見ればお得となる設備となることでしょう。

もちろん電気料金の高騰だけでなく災害時の電源の確保の対策にもなるので一石二鳥になります。

太陽光発電システム設置前と設置後の電気料金の比較

太陽光発電を設置する前の2022年6月と比較してみようと思います。

となりました。

設置前と比べると約11000円の電気料金の節約ができました。。

十分に大きな節約効果で家計に大いに助かっています!

また、発電した電力を蓄電し夜間に使用することで夜間電力の買電も少なくなっています。

やはり「電気を買わない!」といったことが一番の電気料金の節約方法だといえるでしょう!

一般家庭で電気を買わない方法は太陽光発電システムを設置するしかないと思います。


余談ですが、これでも日本は世界に比べて電気料金が安い方らしいです。

イギリスでは電気料金が高すぎて真冬に「暖房をつけるか?食事をするか?」の二者択一を迫られる。

BBCnews 「命に危険が」 イギリスで光熱費上限を80%引き上げ

ドイツでは冬でも水で体を洗いドライヤーも使わず暖房も制限するなどの「超節電」をしているそうです。

busines sinsider  エネルギー危機で電気代が高騰、ドイツで広がる「節約」の数々

 アメリカでは6分の1の家庭が電気料金が高すぎて滞納するといったことが起きているようです。

bloomberg 米で6分の1の世帯が公共料金を滞納 電気代高騰で過去最悪の危機か

「世界の話で日本は関係ない」
というわけでなく、こうしたエネルギー危機は世界規模で起きていることだということです。

なので今後「日本だけ電気料金が安くなる!」ということは期待できないでしょう。

これらの国のようにエアコン無し・毎日水風呂・夜はローソクといった生活をしたくなければ太陽光発電の設置を検討はする必要があると考えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今月は実質電気料金が約400円にすることが出来ました。

これでも我が家が設置した太陽光発電容量4.27kwは平均的な容量(4.5kw)より少ない方です。

ご自宅によってはもっと多くの容量の太陽光パネルを設置することによって、電気料金以上の売電料金をもらえるかもしれません。

「電気料金はタダで、さらにお金をもらう!」という状態になるでしょう!!

工事費が高くなってもなるべく多くの容量の太陽光パネルを設置したほうが、売電料金で工事費の元を回収する年月が早くなりお得になります!

ただし、ご自宅の屋根のサイズや構造によって設置できる太陽光パネルの容量が決まるので工事会社とよく相談してください。


これからは世界的なエネルギー危機・記録的な円安・ウクライナとロシアの戦争などの影響で、ますます電気料金は高くなっていくと予想されます。

それ以外でも、今年の元日に能登半島地震があったように災害はいつどこで起こるかわかりません。

近年では異常気象により線状降水帯の発生や台風によりが大雨による水害も起こる可能性があります。

ですので太陽光パネルだけでなく蓄電池の設置も検討する必要があります。

我が家ではまだ小さな子供がいるので災害時の対策を主にして太陽光発電と一緒に蓄電池を設置しました。

この蓄電池は太陽光発電を設置していない家庭でも「蓄電池だけの設置も可能」となっています。

時間帯で電気料金が安くなる電力会社・電気料金プランに加入すれば電気料金の節約にもなるでしょう。

ただし、この場合は蓄電池の価格が高くコストの回収は叶わないのであくまで災害対策と考える必要があります。

また、太陽光発電を設置していて10年間のFIT制度終了時の太陽光パネルの発電電力の活用に蓄電池を活用するのもいいでしょう!

太陽光パネルをすでに設置していても、していなくても

蓄電池は後付けで設置することができます!

ですので蓄電池の設置もぜひ検討してみてください!

高額な蓄電池を付けるまではしたくない!
という方は「ポータブル電源」というものがあります。

大きいバッテリーのようなもので家庭の電源と同じ100vのAC出力を出すことができます。

蓄電池のことやポータブル電源のことも当方が運営している

雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)

で紹介しています。

そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

では

へばな~(@^^)/~~~

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