人生、□ばかり
助けてください。もう限界です。
どれほど思っただろう。
それでも、お天道様さまは廻るし、日常は続く。
どれだけ苦しんでもだ。
お酒を飲んで千鳥足になっても、はっきりとした意識は変わらない。
ほろ酔い気分はなく、はっきりした痛みがつづく。
長年、通院している精神科の薬も同じだ。効果が分からない事もあるが、
無いと眠れない。まるでデバフ、言っちゃなんだが毒だ。
なんでこうなってしまったんだろう。何度も考えた。でも過去には戻れない。なにもしてやれない。
今に焦点を持ってきて。地獄、地獄とのたまいても何にもならない。成れない。苦しい苦しいと言っては周りも離れていく。
俺はなにがしたいと考えて行動を起こしても、帰ってきたのは、
貴方は3級手帳持ちの障害者の方でしょ。なにが出来るのですか?
とこれまでの過程など無碍にされ、張られたラベルで見られるだけだ。
親友にも手帳を持っているのなら障害者手当、年金をもらっているでしょうにと聞かれ。3級は手帳を持っているだけじゃ何ももらえんよと返すと。
なるほど。とだけ返された。
もういいだろう苦しいのは、もういいだろう前を向くのは。
生きるだけでも、金は要る。
一日中、ぼんやりとした意識で横になって後悔をしてもだ。
答えはたぶんもう出てる。
また、暖かくて懐かしい日々の残り香に震える。
あの頃に帰りたいものだ。