
祈り
何か出来事があって、その人を許すのは強い人間だ。と似た言葉は皆様ならどこかで聞き覚えはないだろうか?
私はあまりピンと来ていない。と言うのも、その人が何を根拠として許したのかだと思っている。
他者に精神的なマウントを取りたいから許したのか、関わることも嫌になったから許したのか、腸が煮えくり返っているが道徳的な観点から許したのかでは話が違ってくる。
では何をもってその人の許しとなるのだろう?
誰かに愚痴を言った時点で許した意味は無いのだと思う。
許したという行為はそれこそ一生かかって黙って十字架を背負うことを’’許した’’のだと私は思う。
許したという道徳は奥が深いのだと思う。