人生に迷わない
先日お話しさせていただいた方で
こんな方がいました。
「自分の気持ちがわからないんです」
はい、あるあるですね。
あえて課題という言葉を使うのなら
この方の課題はとってもシンプル。
「感覚を取り戻す」だけ。
とっても簡単です。
じゃあまず一つ目。
何故自分の気持ちがわからなくなっているのか?
理由は
ずっと本音を無視してきたから。
きっとこの方本音よりも、感覚よりも
思考でいろんなものを判断してきたのでしょう。
では感覚を取り戻すには?
これには取り組みやすい順番があります。
まず、「何が嫌か」に敏感になること。
朝、会社に行くの嫌だなぁ
お夕飯作るのがめんどくさいなぁ
寒いの嫌だなぁ
あの人の言い方嫌だなぁ
このニュース嫌だなぁ
ネガティブな感情や感覚というのは
刺激が強いので感知しやすいんですね。
なので
感覚を取り戻していく時には
まず刺激の強いネガティブな感情や感覚を
ちゃんとキャッチしてあげることが大事。
次2つ目。
口に入れるものを丁寧に選択する
例えば喉が渇いたとして
いきなりお水を飲むのではなく
ちゃんと感じてあげること。
今飲みたいのは
コーヒーなのか
アイスティなのか
オレンジジュースなのか
グレープジュースなのか。
食べ物ならば
お夕飯はお米がいいのか麺がいいのか。
お魚がいいのかお肉がいいのか?
サラダが食べたいか
お味噌汁とお吸い物どっちがいいのか
野菜をとった方がいいから
楽だから
食材があるから
昨日お肉だったから
というのは思考です。
そうではなく
食べたいもの、飲みたいものを
丁寧に自分に聞いてあげる。
焼きそばだったら
ソース味が今の気分にしっくりくるのか
キムチ味なのか
あんかけ焼きそばなのか
そうやって丁寧に丁寧に。
感覚にちゃんと聞いてあげる。
余暇の過ごし方は??
やらなければいけないことではなく
読書がいいのか
ネトフリなのか
お昼寝なのか
友人とおしゃべりなのか
どうしたい?
どうしたい?
どうしたい?
丁寧に丁寧に。
しばらくやってあげると
思考よりも感覚が鋭敏になってきます。
人生のあるあらゆる選択は
感覚や本音に沿っていけば間違いはありません。
思考に答えはない。
感覚とはある意味、体感覚の事であり
私たちの体は魂と繋がっています。
でも思考というのは
何かを実現するための道具なので
そもそも人生において
また未来のことについて判断するという機能は
実はないんです。
私は感覚を養ってから
人生で迷うということがなりました。
瞬時にいい感じか、嫌な感じか?
それを選んだ自分にしっくりくるか来ないかが
瞬時にわかるから。
人生から「悩む」ということがなくなります。
そもそも悩みというのは
考えても答えは出ません。
悩みというのは
感じる、もしくは行動した時に
解決されるものなんですよね。
「私は本当はどうしたいのか」
これだけ。
生きるってとってもシンプルですね。
今日の言霊
「本音を採用すれば全部うまくいく」