映像音響設備の計画

映像音響設備(AV設備)について記述します。
この設備はメーカー依頼を行って作図することになります。
映像音響設備は施主の意向が設置要否となってきます。
その為、基本設計段階で各室緒元表を元に室に対するAV設備の要否を確認することから始まります。
映像音響設備は概ね以下機器が該当し、運用によって機器要否が決定します。

機器…プロジェクター(天吊、床置)、スクリーン(手動、自動)、マイク(スタンド型、タイピン型、ハンド型)、スピーカー(天埋、壁付)、主装置(ワゴン型)
その他の機器、必要機器ははメーカー作図依頼を行うとメーカーで見込んできます。

室に対して設置する傾向が多いものは以下のようになります。
会議室…プロジェクター、スクリーン
大会議室…プロジェクター、スクリーン、マイク、スピーカー、主装置
食堂等、宴会場、広場…マイク、スピーカー、主装置

主装置、スクリーン、プロジェクターは設置位置の想定があれば依頼時に指示します。
その他機器はメーカーに依頼して配置してもらいます。

映像音響設備は必要電源が多く発生するので、漏れなくコンセント設備に電源を計画します。
主装置を置く場合、非常放送を使用する建物では放送設備にカットリレーを計画します。
また、当該施設が非常放送ではない場合、音響設備の音を自火報の火災信号でカットします。自火報のベルを聞こえるようにする為です。

映像音響設備の配線はメーカー選定ケーブルを使用します。

以上となります。

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