インターホン設備計画(基本設計)
インターホンの計画について記載します。
インターホンは使用用途によって概ね以下に分類されます。
来訪者用、夜間受付用、連絡用、住宅用、ELV用
いずれも親機、子機から構成し、システムによって他の機器が増えていきます。
インターホン設備の設計はメーカーに設計協力依頼を行うのが早いのでその前提で記載します。
インターホンの使用用途、運用方法を決めます。
主要機器の設置場所を決めます。
メーカー依頼をかけます。
以上です。
簡易なシステムはメーカー依頼するよりも自身でシステム構築した方が早いので、連絡用インターホンや夜間受付インターホンシステムはそのようにしています。
連絡用インターホンは親機を主の連絡先となる室に設置(例えば防災センター等)して、相互通話式の子機を連絡が必要な室に設置します。この場合、子機は例えば電気室、発電機室、受水槽室、オイルタンク付近、ホバリングスペース等の設備点検での連絡用を想定して設置します。
夜間受付用は例えば来訪者が夜間アクセスできる屋外入口にドアホン子機(カメラ付)を設置し、管理室や守衛所にインターホン親機(モニター付)を設置します。
ドアをインターホンの信号で解錠できるように設定したい場合は、電気錠アダプターと電気錠を組み合わせて使用します。
複数のテナントが入居するビルで来訪者用のインターホンを設置する場合は、エントランスに集合玄関器を設置して、各テナント内にモニター付インターホン親機を設置します。
以上となります。
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