子どもたちの居場所と教育②
前回のnoteでは、群馬県議の高井さんと「桜木コミカ」「児童クラブあとりえ」を見学しました。改めてレポートにまとめてみて思うのは、広く子どもたちを支えるための「仕組みづくり」が大切だということです✐
地域の大学生として、何かできることはあるかな~・・・そんなことを考えながら、レポートの続きを書いていきます!😉
ポイント3:アンシャ
桐生市新里町。「群馬県立ぐんま昆虫の森」の向かいにある真っ赤なお座敷列車はオルタナティブスクール「アンシャ」の校舎として活用されています!こちらは自由な学びを大切にする子どもたちの居場所。見学に訪れた時にはリズムを刻んでダンスを踊る姿や、計算問題の理解を深めるために問題文の絵を描く様子などを目にしました✨
アンシャに通う子どもたちは11名。週に何度かあるというオンラインの授業では、広島などの遠い場所から参加する子どももいるそうです。
「児童クラブあとりえ」の先生もお話されていましたが、1人の先生が見られる子どもの人数は多くて4~5人。発達障害の子や読み書きができない子がいれば、さらに先生の人数は必要になります!(そう考えると、学校の先生が1人で40人を教えるの大変すぎる~💦)
「人的支援も必要ですし、協力してくださる方を無償のボランティアではなく、雇用できるようなお金の仕組みも必要ですね」と高井さん。様々な事情で居場所を求める子どもたちが増え続ける今、どんな方法が効果的なのでしょうか・・・🤔🤔
期待の新制度!企業版ふるさと納税
実は今回の取材は、高井さんから「これから群馬県で新しくチャレンジしたい制度があるから、教えるよ!」と誘っていただいたんです。・・・その制度とは「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」のこと!
我が家もお父さんが「ふるさと納税でメロンが届いたぞ~」と言っていましたが、個人が利用できる「ふるさと納税」のように、企業が自治体の取り組みに寄付をすることで税額控除が受けられる仕組みがあるんです👍
実は(4月のnoteでは書いてませんが)一般質問で高井さんはこの「企業版ふるさと納税」の活用について、群馬県の山本一太知事とお話されています。
例えば前橋市の事例では、便利でおしゃれなグッズが多いと人気のホームセンターを運営する㈱カインズが「企業版ふるさと納税」としてサッカー場を寄付しています!前橋市の「サッカー場を作りたい!」という気持ちを応援すると、税額控除も受けられる・・・自治体にとっても企業にとっても良い仕組みすぎて驚きます😲
「本社がある自治体は対象外」となっていますが、大きな企業は東京に本社を移すことが多いので、制度をきっかけに地元群馬に目を向けてくれるチャンスかも~とテンションが上がりました(笑)
高井さんも「群馬県創業・発祥の企業は多いので、いいきっかけになると思います」とのこと。これから色んな自治体のプロジェクトに、企業が「いいね!」と参加してくれたら嬉しいですね!✨
多様な学び場をつくるのは・・・
そして今、高井さんは新たな子どもたちの居場所づくりに「企業版ふるさと納税」を活用できないかと考えているそうです❕
「県内のオルタナティブスクールや児童クラブに共通した課題は『団体として弱い』ということ。1人の先生が子どもたちに勉強を教えながら、居場所の経営もするというのは大変です。『企業版ふるさと納税』を活用することで、『地域のために貢献したい』と思ってくれる企業に経営のプロを派遣してもらったり、寄付を通じて助けてもらう仕組みができればいいなと思っています」
実際に最新の一般質問の動画には、「東横INNによる企業版ふるさと納税を使った不登校フリースクール支援」と見出しがでています!こうした民間企業からフリースクールへの財政的な支援は今回が初めてとのこと💡
こちらは続報を纏めますので、次回にご期待ください!!
一日取材を終えてみて、普段はあまり知ることができない議員さんの活動は私たちの知らないところで生活に深く関わっているんだな~と感じました。
そして・・・たくさん知れば知るほど、もっと知りたいことが増えていきますね!次回はどんなお話が聞けるのか、ワクワクしているごまぱんです🍞
私のnoteをお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた、お楽しみに~
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