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朝の十分作文✏️アリスの好きな場面
職場の同僚と
「不思議の国のアリス」の
話題になったことがある。
ディズニーのアニメーションの
どの場面が好きか。
私は、アリスが
「ウサギさん」を追いかけて
穴に落ちていくシーンが好き。
落下する最中
落ちた穴を見上げて飼い猫に言う。
「さよならダイナ。心配ないわ。」
ダイナが手を振る仕草が
とてもかわいらしい。
これにならって
実家から自宅に帰る際には
犬と猫に同じことを言う。
まったく別の名前だが
2匹ともに
各々「ダイナ」と呼んで
別れを惜しんで帰ってくる。
♥️♦️♠️♣️
同僚はといえば
双子のディーとダムが
アリスにしてくれるお話しが
大のお気に入りだという。
「え!?
あの、セイウチが
大工と牡蠣くんたちを
だまくらかして
牡蠣を独り占めして
食べちゃうハナシ!!??」
すると乙女は
目をキラキラさせたまま言う。
「そうです!
あの話しが一番好きです!」
♥️♦️♠️♣️
ええ〜!!
あのおっかない話し〜!?
衝撃的だった。
私にとっては
あのシーンは恐怖だった。
牡蠣に感情移入してしまうから
「ひどい」、「だまされた感」が
それはもう「ガビーン」の一言では収まり切らず、
牡蠣くんたちと共に絶望感を
味わうシーンなので楽しくないし、
無情感を噛み締める所だった。
そのシーンを
キラキラ女子の彼女は
心底うっとりしながら
好きだと語るのだった。
人の好みとは
よくわからむ。
好みとは、たいへん奥深いものだと
知った一件であった。
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