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杉乃井ホテル宙館(別府温泉)〜家族で過ごす温泉旅行〜

秋芳洞は避暑地としてメディアでもよく紹介されるが、そのイメージからか冬がオフシーズン。この時期に店舗ワックス掛けや補修工事等行う臨時休業を設けている。

その休みを利用して家族旅行。息子4歳と今年産まれた0歳、そして妻と私の父と私合わせて5人で旅行だ。私の祖母は91歳で流石についてこれないため(昨年京都はついてきたが、今年は骨折もあり断念)親戚に預けた。

私が息子としょっちゅう温泉に行っているので違和感なく行けると判断し、目的地は大分の杉乃井ホテル。宙館(そらかん)を予約した。

1日目は山口出発、
太宰府天満宮で初詣(正月はなかなか忙しくできなかった初詣をようやく)、少し走って鳥栖のアウトレット。そこから大分杉乃井ホテルまで走る。

2日目は朝から地獄めぐををし、帰る。

ゆるい予定にしてあるのは、大雪の予想になっていたため、もしかしたらすぐに帰らなくては辿り着けない可能性もあったためだ。直前まで予定を立てておらず、初日に雪が降らず高速の規制がなかったので目一杯高速使って鳥栖行きを決めた。

途中、古賀SAにてサイダーとお菓子購入

太宰府天満宮
お参り。商店街が長く、見るところは盛りだくさんだがまずはお参り。寄り道が始まったらキリがなさそうだ。


宮はどうやら改修工事らしく、手前に仮設の宮が。仮設だが、屋根がすごい。屋根の上に庭がある感じ。流石に太宰府天満宮はやることが違う。お賽銭箱も超BIG。


屋根


おみくじは私は吉
4歳大吉
0歳小吉
妻末吉

さて帰り。出店が並ぶ通りで引っかかり、路面店で引っかかり、最後にチョコバナナで4歳の食べたい欲が爆発。購入。

ここでこれ食べたらすぐには食べれないだろうから、鳥栖に行く道でお昼ご飯探すことに。お昼ご飯は道沿いにあったジョイフル。

鳥栖アウトレット
父はアウトレット初めてだが、買うものなくて付き合うのみ。
私は、出発から気になっていた息子4歳のズボン。西松屋の薄いズボンで旅行を通すのはちょっとと思っていたのでEDWIN、Leeのショップへ。
110サイズ選んで試着。
「これください!着ていきますのでタグ切って!」
装備を整えて防御力とかっこよさが5上がった!

ラコステでトレーナーを買い、昨年の旅行で壊れてしまったキャリーケースを買い、いろいろな荷物をキャリーケースに詰めて車へ。

鳥栖を出たら長い長い高速移動。
途中由布岳のPに寄り、迷いながらも杉乃井ホテル到着。

ロビー

部屋は新しく、広い。シングルベッド3台あるが、すぐフロントに頼んで3台をくっつけてもらい、キングサイズ強の大きさにしてもらう。

うぇ~い!

到着が18:30だが、19:00から夕食にした。
バイキングが閉まる時間も決まっていたため、時間に追われるのも嫌だったのでまず食事。そのあと風呂にすることに。


クオリティが高く、特に中華がうまかった。本格的な味というか、おそらくインバウンドも多い中きっちりと中国人にも合わせたものだと思う。アルコールも飲み放題で100分間。一番搾りやクラフトビール、スパークリングワインやハイボールなどなど充実していたし、子供が好きそうなものだけを集めたキッズコーナーや離乳食のコーナーまである。
食べ過ぎた。

お風呂
ここからが本番。大浴場へ。海が見える立地の海抜209mの場所に13階建ての宙館の屋上がお風呂。とにかく景色がいい・・・はずだが夜の入浴ということで町の光が下に広がっていた。朝にも入ることを決意。
新しく清潔感のある広い脱衣所。大きな鍵付きロッカーは使いやすい。
風呂に入って体を洗うスペースも少し広く感じる。インバウンドが多く日本人より大きい人が多いからか?

じいじと4歳

内湯は海側に長く作られており、曇った窓ガラスの先は250mくらい下の海まで見える(まあ夜なので見えなかったが)。そしてCMにも出てくる露天風呂(宙湯そらゆ)へ。
広い!段々畑のように外に行くほど低くなっているが、こんなに広いとは思わなかった。一番の外は暑いガラスの壁があるが、そのすぐそばまで寄れるので、明るければ絶景が楽しめるはずだ。

じいじ・私・4歳で入った後、0歳の息子を見ていた妻と交代。妻大浴場へ。
妻はあまり大浴場などが得意ではないため、お風呂を楽しむときにはもっぱら4歳と2人で楽しんでいる。
妻が部屋から出て行ったあと、じいじに4歳を預けて裏の目標を実行に移す。
0歳(4か月)の初温泉だ。
4歳を連れて入った際、ベビーベッドを確認していた。ベビーベッドにバスタオルがしっかり敷かれており、0歳でも入れる体制が整えてある。赤ちゃん用の石鹸まである。
「おむつの取れていない子供は入浴禁止!」
としている浴場も少なくない中、しっかりとしたフォローまである。入るしかない。
用意をして浴場に到着!さあ今から!というときに・・・
「ブリブリブリー」
💩しちゃった。出直し・・・
部屋に戻り、パンツかえて再びトライ。

バタバタはしたが、これで本当に心置きなく楽しめる。
軽く外で洗い、温泉を楽しんだ。露天風呂にも連れて行ったが、理解のできない0歳児は泣く泣く。そりゃそうか。お風呂に入っていたと思えば0度の極寒に濡れたまま出されてはたまったものではない。
内湯に戻り、温まって出た。出てからはベビーベッドが大活躍。すばらしいデビュー戦となった。

移動中、いろいろな人に声をかけられた。
おばちゃん「まー、かわいいわー!!入ったの?」
私「入ってきました~。この子初温泉」
おばちゃん「ま~よかったわねえ」

外人さん「3months?」
私「4months」
外人さん「Oh cute!」

などなど。さすがに小さくて目立っている様子。
その間大浴場に行っていた妻は、いつの間にか息子が温泉を体験してきて驚いていた。

そして朝☀️早起きして朝風呂へ!
息子(4歳)もノリノリでついてきた。
絶景!そして露天風呂は極寒。今季1番の寒気が入っている上に風が強い。湯の中に浸かっていてなんとか過ごせるレベル。
それにしても景色がよい。目一杯楽しんだ。夜より朝の方が利用者は多いようだ。


2日目
2日目は雪の恐れもあったので予定は詰めてない。回れる範囲で地獄めぐりを回って帰る予定だ。

息子は保育園の先生方に
「地獄に行くよ」
「鬼山に行く!」
と、かなり言っていたようで先生方も皆大分に行くことを予想されていたらしい。
小さい子供がいる場合、これはいい。適度にビビり、でも鬼は怖いけど興味はある。ワニもいる。そしてパパの服はラコステでワニ🐊がいる(特に関係ない)。
歩くし疲れて、6箇所目の竜巻地獄の間欠泉を待つ間に私の膝で寝てしまったので、ここで予定終了。お土産を買って帰ることとなった。

寝た・・・


帰宅中は北九州でかなり雪が強く、ヒヤヒヤしたがなんとか無事帰れた。次の日の朝、道路状況を確認したら大分から鳥栖から北九州まで、雪のため通行禁止になっていた。1日ずれていたら大分から出るだけでも1日仕事だったことだろう。

結果、今回の旅行は非常にいいものだった。温泉よし。景色良し。地獄めぐりは子供に良しと、家族連れにもってこいの旅。特に小さい子への配慮が光っていた。雪の関係のリスクはあるが、やはり温泉県♨️は冬に光る。寒い中の温泉はまた、格別である。



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