萌えサミットと秋芳洞商店会 コミケ企画
【萌サミットin秋芳洞2023年3月】
この度の『萌えサミットin秋芳洞』でいつもの開催と大きく違う点は、秋芳洞商店会店舗に萌要素・サブカルチャー要素を入れていこうという流れがあることだ。
発端は2年ほど前、会員の中から「コミケをやったらどうだろうか?」という案が出たことだ。話を出した会員は会場でやることを想定していたが、話を広げてイベントを面で楽しむ案に広げてみた。
昨年開催の(結果的には春の嵐で当日中止となったが)萌えサミットin秋芳洞にも提案はしていたが流されてしまった。原因は、高齢化が進んだ商店街がやると言っても、いざとなったら参加店が少ないだろうと予想されてのことだと分析。前々からそういう歴史があっただけに、ただ話を出しただけの自分の態度に無責任を感じた。
そして今回、逆の組み立て方を試した。
・以前会員からコミケの提案があった
・どのような催しになるかはわからないが、スペースを貸せる店のリストを作成
(貸出可能なテーブル、椅子、コンセントの有無など)
・漫画を作っている人やイラストを描く人との繋がりは商店会にはないため、出展する人は実行委員会を通じて萌サミットにお願いする
という流れ。予算などの関係もあり、勝手な発信をされては困る旨の意見はあったが、概ね理解され、実現に向けて進み始めた。
会場を飾ることなどはできるが、商店会の店を使わなければ会場だけの『点』でイベントが行われる。これではただでさえサブカルチャーや萌えもわからない高齢者の店舗は参加している感はない。しかしどうせやるなら参加してもらい、何かよくわからないが楽しかったなと思える内容にしてあげたかった。
結果、山口大学、県立大学、周南大学のヲタク研究会や漫画研究会などの勢いを借り、2023.3.1現在、打ち合わせが進んでいる。ここまで来ればあとは各店舗と大学生の話だ。このようなイベントに長けており、しっかりしたノウハウを持った萌えサミットの会議資料には驚かされるし、学生の皆さんの初めて行うことに真剣に取り組む姿勢にも感動した。
途中、「手だけ上げさせておいて、3店舗だけなどになると後に繋がらない。手を挙げた全店舗に催し物を引っ張ってくるようにかんがえろ!」と、会員に尻を叩かれたが、本当に為になる言葉をかけてくださる。
サブカルチャーや萌えと言った要素が人と人を繋ぎ、街の活性化に進んでいくことを萌えサミット実行委員会も、私も切に願っている。