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命って疲れるね。
とある無料のセミナーに出席した。折も折、歴史的快挙の大谷翔平の「年齢別人生設計書」に倣い、バックキャスト法に依る「将来の夢・やりたい事」を現状分析し書き出すミッション。結婚・子・旅行等に興味皆無の中、唯一書けたのは「癌再発、治療拒否、出来るだけ早く死ぬるを切望」
『Opus』
「呼吸や表情、筋肉の動き、間、自分の記憶や音の響きから色々な感情が頭をよぎります。こんなに冷静に美しく、自分の状況と向き合えた人を僕は知りません。ただ100年後に何の情報も無くこの映画を見た人に伝わるのは、純粋な音楽の素晴らしさだと思います」小山田圭吾の言に尽きる。
『剣客商売』
池波正太郎の男の理想満載(笑)小説。秋山小兵衛(藤田まこと版)無外流の達人老剣客59歳。おはる(小林綾子版)と40以上の齢の差がある。「枯れ専」には全然アリ設定なるも「旦那は5歳年上の見合い結婚」派の女共は目を吊り上げて「あるかっ」と仰る。否否満更でもない生活だが。
山本耀司に救われる
身長男性平均と同。体重45kg。靴UK6。幼少期よりフェミニンと真反対の規格外女の人生。止めは乳癌乳房全摘。自ら選択し全身黒のヨウジヤマモトを着る1人。山本耀司が言う「ヨウジヤマモトを着る人は、社会に反抗する僕と共犯関係にある」中指を立て嵐に向かい行くひとは。
『デキる猫は今日も憂鬱』
共感しかない。年齢的にも主人公の福澤幸来と同じ頃、滅多にその日の内に帰宅できない仕事環境の時期を経験。諭吉の様な存在を欲したことがあり、がむしゃらに働く女性の理想漫画だと思う。弁当、家事、包容力、SEXなし(←重要)、でお互いによい意味での共依存感最高。
I'm still thinking about a name for him.
BBCドラマ『SHERLOCK』マントルピースの頭蓋骨を「I call it Billy.」最高の話し相手だとWatsonに紹介する場面がある。確かに脳内整理の一助、outputの相手として有益。
『原爆忌』
毎年(8月6日と8月9日)星新一の「おみやげ」を思起する。子どもにも分かり易い言葉で書かれた平和や地球の未来へのアプローチ。捻りが効いているので俯瞰視が必要だと思うが、星の瞬きより短い命を争いや人殺し等の無駄な事に浪費するのが如何に不毛かと幼少期に知れるのはいい。