通った通級指導教室まとめ

弱視難聴の私は、幼少期から小学校を卒業するまでの間、盲学校幼稚部と通級指導教室に通っていました。

この記事は、過去に通った盲学校幼稚部や通級指導教室の内容及び感想のまとめです。


・ことばの教室(4~12歳)

※言語障害通級指導教室とも呼ばれるそうです。


★言語聴覚士の先生と1対1
★日本語を話す・聞く練習を実施

★内容(※私の場合)
・絵本の音読
・50音の発音をして、苦手な発音をどのようにするかレクチャーを受け、練習
・絵カードを見て、物の名前を言う
・先生が話した単語と同じカードを選ぶ
・先生と会話

★その他
・他の難聴児や言語障害児と会う機会はなかった
・ことばの教室に通ったとて、健常児と同じように話せる、聞けるようになるわけではない
・ことばの教室が終わるときに「発音がきれいになった」と言語聴覚士の先生から言われたので、多少なりとも効果はあったと推測
・読唇術は、まったくやっていない

・盲学校幼稚部(3〜6歳)


★幼稚部は、週に1度、8:30〜15:00に通っていた
★先生2人に対して生徒が5〜6人

★内容(※私の場合)
・服を畳む
・荷物をしまう
・ご飯を食べる
・メンバーと一緒に遊ぶ
・遊びの内容は、粘土、あやとり、たいこのおもちゃなど、触覚や聴覚を使ったものが多かった

・盲学校小学部通常指導教室(6〜7歳)


★通常学級での授業の後、週に1度、毎週通った
★先生1人に対して生徒が1人
★1回あたり2時間程度

★内容(※私の場合)
・音声読み上げPCの練習
・ルーペや拡大読書器で紙や本を読む
・単眼鏡の練習
・歩行訓練

・区立小学校通級指導教室(8〜12歳)


★通常学級での授業の後、週に1~2度、毎週通った
★先生1~2人に対して生徒が1~2人
★6学年全員最多で、10名程度
★1回あたり2時間程度

★内容(※私の場合)
・はさみで線に沿って紙を切る
・ルーペや拡大読書器で紙や本を読む
・単眼鏡の練習
・ほうきとちりとりを使う練習
・マッチに火をつける
・アルコールランプに火をつける
・針に糸を通す
・ミシンの練習
・歩行訓練(視覚活用)
・年に1度、日帰りで遠足に行った

★その他
・他の弱視児と会う機会はたまにあった
・通級に通ったとて、健常児と同じように見えるようになるわけではない
・目の使い方や見えにくかった実験内容などが着実にわかり、効果があったと実感
・点字や白杖は、まったくやっていない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?