みー@昭和の子

昭和に生まれた昔の娘です。 昭和から令和と元号も行くたび変わり、 世間もそれなりに変化…

みー@昭和の子

昭和に生まれた昔の娘です。 昭和から令和と元号も行くたび変わり、 世間もそれなりに変化してますが、 相変わらず目の前の事に、毎日バタバタ 百足のようにいろんな事で生きてます。

最近の記事

男脳と女脳の違いかな

この異常な暑さのせいなのか、いつもは元気印の私がダウンしてしまいました。 熱もあったせいか食欲も無く、水分だけとって横たわっているのが極楽という状態が一週間あまり続きました。 その間、料理人の主人が手作りの夕食を用意してくれるのですが、毎回テーブルに出るのは、大盛りに盛られた生野菜とアジフライ。おいおいこれは違うでしょうと言いたくなるのを我慢して、食卓に向かうのですが、熱のある身に咀嚼の必要な生野菜と油濃いものは食べれるはずも無く退散。いくら私がアジフライが好きだと言っても、

    • りんご箱とランドセル

      たまに朝学校に行きたくなくなる日がある。そういう時は、姉妹3人で学校に向かって、私だけ教室に入ることは無く、一人でこっそりと家に戻って来る。 家は瓦工場の敷地内に建つ一軒家一間の貸家だった。学校に行く朝の時間には、まだ工場には誰も居なくてひっそりとしていた。 別に学校に行きたくない理由があるわけではないが、なんとなく家の方向に歩き出してしまう。 そういう時は、瓦工場の入り口に据えられた、木のりんご箱で作られた蓋付きゴミ箱にランドセルを隠し入れ、工場裏の畑に行く。 土寄せした畝

      • 久しぶりに行った病院の待合風景

        救急外来の翌日、予約されたので病院の一般外来の受診に行く。 ほとんど病院とは縁遠かったので、診察券を持ったまま、何処に出したらいいものかとキョロキョロ。 入り口付近に案内カウンターらしき所を見つけ、カウンター前に立ってる女性に訪ねる事にする。 診察券を出すとこちらへと誘導される。 自動受付らしく、機械に診察券を入れると私の診察の予約票が出て来た。 予約票には予約時間、医師の名前、総合診療科の受付番号が記載されてる。 素晴らしい!ちゃんと昨夜の予約内容が反映されてる。世の中いつ

        • 数十年ぶりに行った、救急外来の風景

          4日位高熱が出ているようで、食欲もないので水分補給を頻繁にしながら絶食をする。私は体調不良の時、いつも絶食することで自然治癒力を高め、体調の悪い部分を治す方法を取っている。 5日目の朝、食欲が出て来た。 絶食で自己免疫力がアップして、体調が戻ったと思ったが、午後から凄い寒気でガタガタ震える。6月というのに湯たんぽを出して布団に入れる。 しばらく布団に潜っているうちに震えが止まる。家族が心配するので熱を測ってみると、40℃近い熱が出ていた。 このまま寝て治そうと思っていたが、

        男脳と女脳の違いかな

          夢は変わるもの?

           小学生の頃は本が好きで、放課後は一人で学校の図書室に居る事が多かった。 推理小説から童話、純文学と活字を追いかけるように読んでいた。 漠然とこの頃は小説を書く人になりたいと思っていた。本の中には不条理な内容の物もあったのだろうか、変に正義に目覚めたのが原因だったのか、高学年になる頃には将来は弁護士になりたいという夢が出来た。その頃の私の成績は中の上というとこだったと思う。 担任の先生との会話の中で、弁護士になりたいと話したら、今の成績では無理だと言われた。その一言であっけな

          夢は変わるもの?

          叶い石と消えた夢

          島根県の松江市には三方山に囲まれた玉造温泉がある。 この温泉地には宍道湖に注ぐ玉湯川が温泉街の中心を流れている。 川を挟んだ左右には宿、お土産屋、飲食店が立ち並び、温泉地ならではの風情がある。 春休みで広島から遊びに来ていた息子の11歳の子供と、川岸に咲く桜を見ながら時々は玉湯川に湧き出る温泉で足湯しながら温泉街を散策する。 温泉街から外れた所に神社の鳥居を見つける。玉作湯神社と書いてある。鳥居をくぐると、二つ目の鳥居があり、そこをくぐって階段を上がると拝殿があるようだ。階

          叶い石と消えた夢

          老いること

          いつまでも自分は若い人と同じ活力があり、夢に向かって爆進するんだと半世紀以上走り続けてきた。 数日前、同級生3人とコロナ禍でなかなか会えなかった事もあり3年振りに再会した。久々の再会の報告は病気の話しばかり。一人は突然の心不全で救急で病院に行き回復と思いきや、子宮がんが見つかり1年あまり入院を余儀なくされ、その結果、脚の筋力低下で歩き辛いと杖を補助に使っていた。 また、大腸がんの疑いでポリープを取った人、白内障の手術をした人、3人の中で病院に縁の無いのは私だけだった。 自

          25年振り突然奏でるオルゴール

          今日は春陽気。 冬に入ってからは寒くて、ほとんど開ける事が無かった寝室の窓。 二人の息子が小学生の頃まで子供部屋として使っていたが、それぞれ巣立ってからは夫婦の寝室になっている。 窓越しに入って来る暖かい日差しのせいか、掃除のやる気に火がつく。 寝室の南北東の窓を全開し、掃除機をかけ始める。寝室を眺め見渡すと、部屋の隅々には、息子の教科書がそのままの学習机、ガンダムが飾られた棚、次男が続かなかった電子ドラム、長男が主人の実家から持ち帰った60年代のプレーヤーの壊れたステレオ

          25年振り突然奏でるオルゴール

          え!不思議なこと

          ある日、うつらうつらと夢の中。 入院中の友人のお見舞いに病室を訪れ ベットの下手に立ってる自分がいる。 ベットで起き上がってる彼女は、どういうわけか頭の先からパジャマまで全てが黄色でキラキラしている。 「どうしたん?」と聞いても彼女はただ無言で微笑んでいる。 コロナ禍で面会時間も短かったのか、偶然居合わせた彼女の親友と一緒に病室を出て、目の前に現れた階段を降りて行く。最後の段になった時、急に目の前がぱっと明るくなった。 はっと、飛び起きる。朝まだ4時頃だった。なぜか冷や汗を

          え!不思議なこと