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介護食レシピ「豆腐餅」
北海道の郷土料理に芋餅がありますが、今回ご紹介するのはこの芋餅をアレンジしてお年寄りでも食べやすくしたものです。芋餅はジャガイモを一度加熱して作りますが、この豆腐餅は生のジャガイモを摺り下ろしてそのまま焼いてしまうので時間も芋餅に比べて短時間で作れます。
豆腐と摺り下ろしたジャガイモを混ぜて焼くことで、モッチリ感はありながらフワッと仕上がりますので、芋餅や普通のお餅に比べて喉に詰める心配も少なくなります。
味つけはタレを作るのが面倒なら醤油やポン酢、ケチャップやマヨネーズなどお好きなものを付けて食べても美味しく食べられます。是非お試し下さい。
★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。
材料:2〜3人分 調理時間目安:15分
材料
木綿豆腐…1丁(約300g)
じゃがいも…150g
片栗粉…大さじ2
塩…2つまみ
タレ
水…大さじ2
酒…大さじ2
みりん…大さじ2
醤油…大さじ2
砂糖…小さじ1
片栗粉…小さじ1
作り方
豆腐はボウルに入れてしっかり潰します。ジャガイモは皮をむいて摺り下ろします。タレの材料は全てボウルに混ぜ合わせておきます。
摺り下ろしたジャガイモと片栗粉と塩を、潰した豆腐と合わせます。ボウルの中で材料が馴染むまで手でしっかりと混ぜ合わせれば生地の完成です。
フライパンを中火で熱し、ごま油(分量外)を引きます。フライパンが温まったら2の生地を焼いていきますが、あまり大きくまとめると裏返すときに崩れる事がありますので、小さめを意識して焼いて下さい。
3〜5分ほど焼いて片面に美味しそうな焼き色が付いたら裏返していきます。
更に5分程火を通し両面がこんがり焼けたら1で準備したタレをよく混ぜてからフライパンに一気に流し込みます。タレにトロミが付いて全体によく絡んだら完成です。
お年寄りにとってお餅は危険な食べ物の代表ですが、同時に好物の一つでもあるので出来れば食べさせてあげたいと考えるものです。
今回ご紹介した豆腐入りの芋餅は、お餅ではありませんが、似た食感を楽しめますし、本物のお餅や芋餅に比べて粘り気が強くありませんので、一口サイズで作れば安心して提供出来ると思います。
ちなみに嚥下機能に衰えがあるお年寄りに粘り気のある料理を提供する場合の「一口サイズ」はティースプーンに乗せて口に運べる大きさと覚えて下さい。
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