閑話休題「独り暮らしの食卓」
私が離婚を前提に家を出て独り暮らしを始めたのが4年前の2020年でした。
ようやく最近になって料理を作りすぎない習慣が身に付いてきましたが、最初の頃はとにかく沢山作りすぎてどっさり余らせてしまい、困って誰かに貰って頂く事も度々でした。
当時の妻は料理をほとんどやらない人で、私が在宅であればほぼ100%の確率で私が家族の食事を作っていました。
夕食を作る時には、翌日の日中に家に居る家族がお昼を簡単に済ませられるよう多めに作っておいて、残りをお昼に回すなどもしていましたので、とにかく沢山作る習慣が何十年も続いていました。
独り暮らしを始めるに当たっては、自宅から仕事関係のもの以外はほとんど何も持ち出さなかったので、それこそ箸一膳から買い直しました。
当然冷蔵庫も買ったのですが、独り暮らし用の冷蔵庫は小さすぎると感じて、少し大きめのものを買いかけたのですが、ふと考え直して独り暮らし用を購入しました。
冷蔵庫が小さければ沢山食材を買い込むこともしないだろうし、その方が節約も出来て良いだろうと考えたからでした。
せっかくそんな風に考えて小さい冷蔵庫を買ったのに、いざスーパーに買い物に行くとその事などすっかり忘れてしまい、長年の習慣でどっさり買い込んでは後悔する事の連続でした。
買いすぎて保存しようにも冷蔵庫が小さくて入らないので、仕方なく全部調理しては無理して食べるといった事を何度も繰り返していました。
そんな事を繰り返しながら1年、2年と時が経ちようやく今年くらいから1人用の冷蔵庫に収まる程度の食材を買い、食べられる程度の料理を作るといった暮らしが出来る様になってきました。
ただ、そうなる過程で気づいたこともありまして、スーパーで1人分程度の食材を買おうと思うと、中々丁度よいサイズや量のものが売っていません。
例えばあまり保存の利かない葉物野菜などは、買う種類が限られてきてしまいます。
それでも加熱して食べる野菜はまだ良いのですが、レタスなど生で食べる野菜は中々丁度良い量で買う事が出来ません。
結果的に割高ですが、水耕栽培の小さなプリーツレタスなどを買うことが多いですね。
結球型のレタスは1人だと半玉でも多いので、「レタス半玉98円」とかかれた棚を横目に見ながら水耕栽培のプリーツレタスを349円で買うといった事をしています。
そんなこんなで以前はほぼ素通りしていた惣菜コーナーにも良く立ち寄るようになりました。
サラダはちゃんと1人分程度の量で売っていますし、揚げ物なんかも家で1人分だけ揚げる手間を考えたらどうしても惣菜コーナーのものに手が伸びます。
そんなわけで、今日の夕食も簡単な煮物を作ったら、ほかには惣菜コーナーのものを数点見繕って晩酌にしようかと思っています。
一応、飲み過ぎには注意しながら。
*アゼリアカルチャーカレッジ
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