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閑話休題「スギナ茶の効用」

女性にはちょっと分からないと思いますが、男性の場合ある程度の年齢になると前立腺肥大という現象が起こってきます。

誰もがなるわけではないらしいのですが、50歳を過ぎた辺りから起こる人には起こり始めるようです。

前立腺が肥大することで起こる症状は様々ある様ですが、最も代表的な症状が排尿困難です。

つまりオシッコが中々出ない。出ても勢いがない。あるいは全部出ないなど複合的に起こってきます。

私もご多分に漏れず数年前から排尿困難を感じていたのですが、段々と症状が辛くなってきたので泌尿器科の医者に診て貰ったことがあります。

色々検査もされましたが、要するに前立腺肥大症という診断で薬がドバッといきなり30日分まとめて出されました。

以前別の記事で書いたことがあるかもしれませんが、私は子供の頃に小児喘息の治療の為に当時まだ一般的ではなかったステロイド剤を数年間もの間毎日飲み続けて、結果的に「ステロイド性骨粗鬆症」というものになってしまい、中学二年生の時に鎖骨を骨折したのを皮切りに現在までに全身9箇所も骨折しています。

多分折れているだろうなと思いながら医者に行かずに治してしまったのも含めたら更に2箇所くらいは折れていると思います。

そんな経験がありますので、西洋医学の薬を長期にわたって毎日服用する事に抵抗がありまして、せっかく処方された前立腺肥大症の薬も最初の5日程度飲んだらあとはやめてしまいました。

30日分全部飲み終えたらその日に再検査に来いとも言われていて、予約まで入れていたのですがそれもキャンセルしてその後は医者には行っていません。

で、その後どうしたかといいますと、いわゆる代替療法を試みました。

色々調べた結果、日本古来のやり方が良いと判断しまして「スギナ茶」を飲むことにしました。

スギナはご存知の様に土筆が枯れた後に出てくる、いわば土筆の葉の様なものです。

農家の方にとっては天敵の様な雑草で、地下茎で横に広がっていく事もあり、あっというまに辺りがスギナだらけになるほどの強い生命力を持った草です。

これを陰干ししてお茶にして飲むと全身の余分な水分が排出され、浮腫がとれオシッコも出やすくなると色々な書物に書かれていましたので、早速田舎の友人に頼んでスギナを送って貰いお茶にして飲み始めました。

私の場合は毎朝仕事の前にマグカップに1杯飲む事を続けてみました。

最初は全く何の変化も感じませんでしたが、飲み始めて丁度3ヶ月を過ぎた辺りから症状が改善し始め、今では一頃に比べたら随分と楽になりました。

それだけではありません。血液検査で異常値を示していた項目がいつも同じ項目で1〜2個ほどあったのですが、全部正常値になってしまいました。

スギナ茶を飲む事以外に特に何か健康法を始めたわけではありませんので、これは恐らくスギナ茶の効用だろうと思います。

つまり前立腺肥大症の治療目的で飲み始めたスギナ茶のおかげで何やら他の部分まで健康になってしまったと言えそうです。

自然は偉大ですね。そんなわけで、明日も地球に感謝しながらスギナ茶を味わいたいと思います。

*JEUGIAカルチャーセンター堺タカシマヤ教室
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中嶋洋二郎
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