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人が生まれる意味

あなたはなぜ生きているのだろうか。

この問いに正面をきって応えらえられる人がどれくらいいるだろうか。

あらゆる物は何かの目的のために作られる。例えば、ハサミは紙を切るために作られる。では、人ひいては生命体は何のために「作」られるのか。草食動物は肉食動物のために作られるのか。プラクトンは魚たちのために作られるのか。そうすると人は、誰か(人、社会?)のために作られるのか。もっと現実的にいえば、自分たちの老後、死後が心配だから、子孫として子供(人)を作るのか。もし、そのためだとしたら、私たちはみんな親、先祖のせいで、親、先祖のエゴで生まれているだけなのかもしれない。にもかかわらず、親には感謝しろだの、目上を敬えだの言って、無意識のうちに親や先祖のエゴをひた隠しにされているのかもしれない。私たちは、親や先祖のエゴに付き合わされただけなのだろうか…

このように考えると、生きる意味がわからないのも当然だ…かといって、今、その命を終わらせる覚悟もない。途方もない生きる意味という大きな命題を考えながら、また明日からいつもの生活が始まる。

正月明け、明日(今日?)の不安を抱え、毛布に包まりながら、サルトルの実存主義に触れて…

以上

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