#だからそれはクリープハイプ
私とクリープハイプとの出会いは、中学3年生の秋
夜中のラジオだった。
その時私は学校に行けず、俗に言う不登校だった。
昼間に起きてテキトーな時間にご飯を食べてだらだら時間を過ごす。夜は眠れずラジオを流してひたすら目をつむる。
その夜も耳に入ってくる音楽を、声を、ただ聴いていた。
いつも通り流れてくる音楽。
曲が終わるとまた新しい曲が始まる。
誰が歌っているのかも分からない。
歌詞も見えない。
すると
優しいギターの音色が聴こえてきた。
「逆にもうブスとしか言えないくらい愛し