確定拠出年金 2024年10月
私の場合、確定拠出年金を2002年に企業型として運用を始め、2010年からは個人型(iDeCo)として運用しています。
運用方法は当初から外国株式インデックスファンドに100%投資しています。
近々、年金受給を開始しますが、今後とも100%外国株式インデックスファンドで運用するつもりです。
現在、元本600万円の5.59倍、つまり3,354万円に増えました。
ところで、確定拠出年金の受給は年1回から毎月までの中で選べますが、毎月分配型投信は新NISAでは認められていません。
その理由は、毎月分配型投信は分配金を頻繁に捻出するため複利効果を得にくいので、長期投資に向かない商品とされ、新NISAの対象から除外されているのです。
しかし、サラリーマンだった人々は毎月一定額を受け取る習慣に慣れているので、リタイヤ後に2か月に1回だけの厚生年金だけではさみしく感じるようです。
また、偶数月の厚生年金以外に、奇数月に確定給付年金を受給できる人の場合でも、それが少額の場合には、毎月分配型投信のメリットを強く感じます。
一方で、毎月分配型投信の問題点はコストが高いことで、例えば人気の高いA・バーンスタイン・米国成長株投信Dの場合、購入時手数料3.3%、実質信託報酬1.727%と高額です。
現在、NISAなどで人気のインデックスファンドであれば、購入時手数料は0%、信託報酬は0.1%以下ですから、これを必要な時に必要な分だけ自分で売却すれば良いのですが、それを自動的にやってほしいという根強い要望があるのも事実です。
SBI証券、楽天証券ではそのようなサービスを実施していますので、関心のある人は隠されたらいかがでしょうか。
下記のブログもご覧ください。
江戸庄蔵と連れ合いと娘と息子の世界株式投資
日経デジタル版にも掲載されました