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オーストラリアで車を購入する方法

オーストラリアでワーホリビザ中に車を購入する手順について、以下のようにまとめました。

1. 購入する車の選定
まず、どのような車を購入するかを決めます。車の用途(通勤、旅行、アウトドアなど)や予算を考慮して、以下の方法で車を探すことができます。
- オンラインマーケットプレイス -
Gumtree、Carsales、Facebook Marketplaceなどで中古車のリストを確認。

- 中古車ディーラー -
地元の中古車販売店に訪れて、直接車を確認する。

☆オンラインマーケットプレイスと
中古車ディーラーのメリット・デメリット


*オンラインマーケットプレイス*

主なサイト Gumtree、Carsales、Facebook Marketplace など。

メリット
-価格が安い-
個人間での取引が多く、ディーラーの手数料がかからないため、中古車ディーラーより安く購入できる場合が多い。

- 車の種類が豊富 -
幅広い価格帯やモデルから車を選べるため、予算に合わせた多様な選択肢がある。

-直接交渉が可能-
売り手と直接連絡を取り、値引きや条件の交渉がしやすい。

デメリット
- 信頼性の問題 -
個人売買の場合、車のメンテナンス履歴や状態を正確に把握するのが難しいことがあり、詐欺のリスクもある。
特に、日本人で英語が得意でない方が現地のネイティブから車を買う場合、誰か英語が話せる人を連れて行った方が車の状態や、いつ部品を交換したなど聞ける為失敗しにくいです。

- 保証がない場合が多い -
購入後に問題が発生しても、保証やアフターサービスがない場合がほとんど。


-手続きが自己責任-
名義変更や保険手続きなどを自分で進めなければならないため、手間がかかる。


*中古車ディーラー*


例 地元の中古車販売店、ディーラーの認定中古車など。

メリット
- 保証がつく -
ディーラーで購入すると、多くの場合、一定期間の保証やアフターサービスがついてくるため、安心して購入できる。

- 整備された車 -
ディーラーは車を販売する前にメンテナンスや点検を行っていることが多く、車の状態が良好である可能性が高い。

- 手続きがスムーズ -
名義変更や保険加入などの手続きをディーラーが代行してくれることが多く、手間がかからない。

デメリット
- 価格が高い -
ディーラーの手数料や整備費用が含まれるため、オンラインでの個人売買より高くなることが多い。

- 交渉の自由度が低い -
値引き交渉が難しい場合があり、固定価格が設定されていることが多い。

- 車の種類が限られる -
ディーラーごとの在庫に限りがあり、希望の車種や条件に合う車が見つからない場合もある。

オーストラリアで中古車ディーラーから購入する場合の最低価格は、地域や車の状態によって異なりますが、一般的な目安として4,000〜6,000 AUD(約35〜50万円)から購入可能です。

中古車ディーラーでの最低価格に影響する要素
- 車の年式 -
古いモデルほど安くなる傾向がありますが、あまりにも古いと修理費がかさむ可能性があります。
- 走行距離 -
走行距離が多い車は安くなる傾向がありますが、メンテナンスが必要な場合もあるので注意が必要です。

- 車種 -
人気の車種やブランドは高めの価格設定になる一方、一般的な車種は比較的安価に手に入ることがあります。

- 状態や整備状況 -
整備済みで良好な状態の車は高くなりますが、何かしらの問題がある車は安く販売されることがあります。

- 保証の有無 -
保証付きの車は、初期コストが高くなる傾向にありますが、安心感があります。

最低価格帯で車を購入する場合でも、車の状態や将来的な修理費用も考慮することが大切です。

僕がおすすめなのは断然facebookのマーケットプレイスです。中古車ディーラーはとにかく価格が高いです。オーストラリアで滞在するのは永住権を取得しない限り長くても3年ですよね?3年で日本に帰るのであればそこまでいい車を購入する必要もないと思います。事故して廃車になれば高い車も価値は0になります。
ポイントは価格が安すぎる車は買わないと言うことです。大体3000ドル〜4500ドルの間で購入すればいいと思います。車の車種によって相場はありますので相場よりすごく安かったら何か問題があると考えていいでしょう。説明にもなぜ安いのか書いてあると思います。相場より少し安い値段で買えるよう交渉に挑戦してみてもいいですね。


2. 車両検査と試乗
気に入った車が見つかったら、必ず現地で車を確認し、試乗を行います。中古車の場合、みるべき点は
- 走行距離
- エンジンやブレーキの状態
- タイヤの摩耗具合
- 車体のキズや錆
- 車内の状態(シート、ハンドル、エアコンなど)

-エンジンオイルはいつ交換したのか聞く
大体5000キロに1回のペースで交換
-タイミングベルトはいつ交換したのか聞く
10万キロに1回のペースで交換


※注意 購入を検討している車が第三者によって検査されているか確認することが重要です。独立した機関に車両検査を依頼することも可能です。

3. 支払い方法
支払いは通常、以下の方法で行われます。
- 銀行振込
- 現金
- ローン
(ワーホリの場合、ローンを組むのは難しい可能性があります)

オーストラリアの主要な銀行(Commonwealth Bank、Westpac、ANZ、NABなど)は、銀行専用のモバイルアプリを提供しており、これらを使って個人間の送金や請求書の支払いが可能です。

タッチ決済、銀行間の送金、請求書の支払い、残高確認などができます。

支払いを終える前に、正式な領収書を受け取りましょう。

4. 車両の名義変更
(Transfer of Ownership)
車の購入後、速やかに車両の名義変更を行う必要があります。名義変更は通常、購入後14日以内に行います。具体的な手順は次の通りです。

- Transport Officeで手続き -
州ごとの交通局で名義変更手続きを行います。オンラインで手続きできる場合もあります。

①Vehicle Registration Transfer Application:名義変更の書類
②RWC:『Roadworthy Certificate』のことで、車検を受けて発行される証明書のこと
は、車を購入した際に売主から貰えるはずなので忘れずに貰ってください!

ちなみに、②のRWCは
WA(ウェスタンオーストラリア州 )、SA(サウスオーストラリア州 )、TAS(タスマニア州)は不要です。
VIC(ヴィクトリア州) 、QLD(クイーンズランド州) 、NSW(ニューサウスウェールズ州)では必ず必要になります。

- 必要書類 -
①Vehicle Registration Transfer Application (名義変更の書類)
なければ、交通局に用紙があるので記入すること
②RWC
③クレジットカード
④オーストラリアの免許証
※ない場合は、以下が必要です。
国際免許証、パスポート、住所を証明するもの(郵便物や銀行のステートメント)
- 手数料の支払い -
名義変更には手数料がかかる場合があります。

6. 保険の加入
車両購入後、CTPに加えて、さらなる保険に加入することを検討しましょう。一般的な保険の種類には以下が含まれます。
- Third Party Property Insurance -
他人の車や財産に損害を与えた場合にカバー。
- Comprehensive Insurance -
自分の車や他人の車両損害をカバーする包括的保険。
日本でも車を持ったら任意保険に加入しますがオーストラリアでも同じです。高級外車にぶつけてしまった場合、任意保険に入っていないと修理費は実費で払わないといけなくなるのでThird Party Property Insuranceだけでも入っておいた方が良いです。

7. 運転免許の確認
ワーホリビザでも、国際運転免許証または日本の運転免許証でオーストラリア国内を運転することが可能ですが、滞在している州によって規定が異なるので確認が必要です。

オーストラリアでは短期滞在者として日本の有効な運転免許証運転免許証の翻訳パスポートを所持していれば運転可能ですが、運転で外出する度にこれら3つのものを持ち歩くのは正直めんどくさいですよね。
僕はオーストラリアで国際運転免許証を発行する方法を選びました。

日本人がオーストラリアで運転免許証を取得するための手順は、州や地域によって異なりますが、一般的な流れは次の通りです。

1. 日本の免許証の翻訳または認証
日本の免許証を持っている場合、まずそれを英語に翻訳する必要があります。これは、NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)認定の翻訳者による翻訳、または日本大使館や領事館での翻訳証明が必要です。

2. 運転免許試験の免除
オーストラリアでは、日本の免許証を持っている場合、一部の州では理論試験や運転技能試験が免除されることがあります。ただし、これも州によって異なるため、各州の交通局(VicRoads、Transport for NSW、Queensland Transportなど)で確認する必要があります。

3. 居住証明
オーストラリアの運転免許を取得するには、オーストラリア国内での住所を証明する必要があります。公共料金の請求書、銀行の明細書、賃貸契約書などが居住証明として認められます。

4. 運転免許センターでの申請
住んでいる州の運転免許センターに行き、申請を行います。必要な書類は以下の通りです。

•    日本の運転免許証
• 英語翻訳(または翻訳証明)
• パスポート
• オーストラリア国内での住所証明
• 申請料の支払い

5. 視力検査
州によって視力検査がある場合とない場合があります。運転免許センターで行われる簡単な視力テストに合格する必要があります。

6. 暫定免許証の発行
条件が揃えば、その場で仮の免許証が発行されます。プラスチック製の正式な免許証は通常、郵送で数日後に届きます。

7. 免許の有効期限
オーストラリアの免許証は通常1年、3年、または5年の有効期限があります。希望する有効期間に応じて、申請時に支払いが必要です。

*重要な注意点*
日本の免許証を持っている場合、まずそれを英語に翻訳する必要があります。これは、NAATI(National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)認定の翻訳者による翻訳、または日本大使館や領事館での翻訳証明が必要です。

各州や地域の交通局のウェブサイトで、最新の情報を確認することをお勧めします。

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