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【映画】夏へのトンネル、さよならの出口

綺麗だな、景色も青春も…

こんな青春、私にもあったな…


いや、嘘。

こんな青春はなかったな…


そんな青春不足の私でも、ない青春を懐古してしまうくらい美しい映画だった。

くぐったさきで願いを叶えてもらえるけど、めっちゃ年取ってしまう鳥居があるというウワサ。
これがまさかのマジ話で、この鳥居に偶然入ってしまった主人公と、ツンデレな東京っ子の女の子が、
願いを叶えるため2人で奔走するおはなし。

鳥居の中の具体的な時間の進み方とか、鳥居の中と外で連絡は取れるのかとか、叶えられる願いの範囲とか、
「ファンタジーだから」で済まさずに、結構リアルに設定してあって、
それをかなり力技で解析していって、闇雲に向かうのではなく、ちゃんと勝算を考えて動いていく。


こういう、
「リアルの中にファンタジーが混在する」
感じの映画や漫画が私は大好きなのです。

そしてシナリオもさることながら、
圧倒的美麗なグラフィック!!

「青」が美しいアニメーションに外れはない!と勝手に思ってる。

あんまり期待せずに見始めたのだけど、
もっとしっかり集中してみればよかった…と後悔。
またいつかもう一度観直そうと思います。

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