
DXを進める自分を、見つめ直してみた【モノづくりビギナーのわくわく日誌ver1】
自己紹介
こんにちは、旅行と音楽ライブ参戦が趣味のたべまるです。
業務の中で出張が多く、各地の名物を食べたり、(業務時間外で)探索したり出張がてら旅行をしている気分を味わっております!

そんな私もDXの世界に片足を踏み込んで、はよ3年が経過しました。
私が実際に行っている業務を例に、もう少し詳しく普段の業務を説明していきますね。
新しい承りシステムの導入
皆さんは店頭やネット等で、ギフトを頼むことはありますか?
夏のお中元・冬のお歳暮だったり、遠くに住むお母さんやお父さんへプレゼントしたり様々な機会があると思います。
その際、店頭では長蛇の列の承りカウンターに何時間も並んだり、いちいち送り先を登録しなければならなかったりします。
店舗で働く方も、複数のギフトシステムを企画ごとに行き来したり、様々なシステムにそれぞれ商品登録する必要があります。

これらの課題を解決するため、
「お客さま・従業員への価値創造」を目的に
異なる企画・サービスを「一つのシステム」に統合する新システムの導入を進めています!
価値創造の具体的な例を挙げると、
操作性・視認性の統合
今まではそれぞれのシステムごとに画面の見え方・操作性が異なっていましたが、操作画面が統合されることで誰でも入力が可能となります。店頭でのWEB予約+決済
催事場を確保できない店舗や、自社ECサイトがない事業会社に対し、新たな販売チャネルを提供可能となります。システム内データ統合
今まではそれぞれのシステムごとに個人情報を保管していましたが、一元管理が可能になります。
そして最も大事な”新しい価値を生み出すこと”については、以下のようなことができるようになります。
捻出された時間を、商品の陳列や接客など売場の質を上げる作業にあてる
混み合う時期に他部署からの応援人時にあてる
その他業務
私が所属している部署では、たくさんのプロジェクトを同時進行で進めています。その各プロジェクトチームに2~3人のメンバーがいるので、協力してプロジェクトが成功するよう努めています。
私が関わっているプロジェクトは以下になります。
承りシステムの運用・保守
グループウェア(お店と本社をつなぐ掲示板のようなコミュニケーションツール)の運営、管理
単純作業のRPA化(人の作業をロボットに覚えさせて実行する)
総菜部門のオペレーション効率化
様々なプロジェクトがありますが、すべて共通していることがあります。
それは、「私たちがお店に行って現場で働くスタッフの声を集め、担当部署に繋げる橋となり、働きやすい環境をつくること」です。
そしてお店の環境がより良くなることで、それが「お客さまのため」につながっていきます。
現在抱えている課題
私が現在課題だと感じているのは、担当している”総菜部門のオペレーション効率化”です。

販売計画から売切り支援までの業務の流れを、”個人のスキルと人時に依存”してるのが現状です。
これらの課題を解決するため、下記を実験しております。
販売在庫から売切りまでの各プロセスをサポートするシステムの構築
製品在庫・原材料在庫を管理し、自動発注化・売切り最適価格の提案
進捗のリアルタイム反映
最終的な目的は、
発注・製造計画・見切りをデジタルで支援し、バックルームでの手作業を削減。
商品製造・売場管理に注力する人時を創出。
売変率改善と収益性向上を目指して日々奮闘中です。
しかし実験的に導入しても、”システムに対する理解や操作スキルのレベルが個人によってバラバラになってしまっている”状態です。
店舗へヒアリングに行った際に、このようなことがありました。
材料の発注をする際にどのような基準で材料を発注しているか質問すると、
「予算を超えているかと売変率を見ています」「最終販売時刻とトレンド(暑い季節には冷たい麺を増やすなど)を重点的に確認しています」など既存システムを生かしながら発注されている方もいます。
しかしながら、「特になにも確認せず去年と同数ほど発注しています」という方や、「システムでの自動発注は不安なので、システムの起案数を無視して自分の勘を生かして発注したい」という方もいらっしゃいました。
こちらで修正のポイントを記載した操作マニュアルを作成し、説明会を実施しましたが、実際に使用する皆さんに導入意図をご理解いただき、使用してもらわなければ意味がありません。また、売変率改善と収益性向上につながっていないのが現状です。
今の状態からさらにステップアップする為には、何か新しい一手が必要だと感じています。
仲間たちのご紹介
最後に、一緒に働く頼もしい先輩方についてご紹介します。
Aさん
Aさんは私の前の列に座っている方です。この方はチームのリーダーで、仕事がはやく頼りになるうえ、優しく丁寧に仕事を教えて下さるのでいつも助けられています。
総菜部門のオペレーション改善説明会で、店舗からの質疑に丁寧に回答していたところが印象的でした。
出張の移動中の時に、好きな食べ物の話をしていると、ラーメン好きという共通点が分かり、お互いに「〇〇(地名)のおすすめのラーメン屋さん教えてください」「今度行ってみます!」みたいなやりとりをよくしています。
また、冬に出張先で車の運転手をしていたAさん。同乗するメンバーを待っている際、雪おろしをした後もずーっと外で待っていました。別車両で先に出発したメンバーは「なんで外で待ってるの?」「車の中にいればいいのに」と話していました。のちのちAさん聞いてみると、「車の場所がわからないといけないから外で待っていた」とのこと。。優しい。。わが部署の執事と命名させていただきます!
Bさん
Bさんは隣の島に座っている方です。各プロジェクトの進捗・予算の進捗管理をされており、悩んだときに相談をすると、過去の事例なども交えながら最適案を伝えてくれるので、とても頼りになります。
また、もともとシステムの部署に所属していた方なので、システム関連について部署で一番詳しい方だと思います。
Bさんは出張に行くと、必ずと言っていいほどその地方の名物を食べに行きます。そしてAさんと私はともに出かけることも多いです。有名な洋食屋さんだったり、評価が高いラーメン屋さんだったり、宿泊先のグリーンカレー屋さんだったり。自分では行かないようなご飯屋さんに連れて行ってくれるのでとても楽しいです。
私の印象については、「メンバーの中で一番ギャップがある人」と言ってくださいました。最初は静かそうに見えるが、時間が経つにつれそうでもなくなるとのこと、人見知りの性ですね。
まとめ
DXに片足を踏み込んでから、自分が今まで知らなかった世界をたくさん知りました。
自分が苦手だと思っていたことに挑戦するようになったり、たくさんの方とお話しする機会が増えました。
焦ると何も手につかなくなってしまう私に、優しく声をかけてくださる頼もしい上司やメンバーに支えられていることを日々感じています。
支えられてばかりな私ですが、今度はチームの皆さんを支えていけるよう日々精進していきます。
そして何より「お客さま」のために、今自分にできることを頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!




