男子日本柔道に風を!柔道のパウンドフォーパウンド思考で村社会からの飛躍を!
パリ2024男子日本柔道の監督は、鈴木桂治さんでした。アテネオリンピック100キロ超での金メダリストです。
最重量級でのチャンピオンですので、キングオブ柔道・最強の金メダリストでした。
そこで思い出した事がありましたので、NOTEします。男子日本柔道監督は、最重量級でオリンピックメダリストや全日本選手権で優勝した人がなるという暗黙の了解があります。
全日本選手権は,体重無差別で争うので、優勝したものが1番強いとなります。結果は、ほぼ重量級(100キロ~100キロ超級)の人が優勝してきています。
「柔よく剛を制す」的な「小が大」を制す様にはなりません。
そして最近ではその優勝者やメダリストがそのまま男子柔道の監督になっています。
鈴木監督の前が、井上康生さん、その前が篠原信一さん、斎藤仁さん、山下泰泰さん、上村春樹さんでした。
この現象は、柔道は格闘技なるもので、選手に対する精神的な優越は「強い」イメージが優先される。と言うことだと思います。
いざという時の「俺は最強のメダリスト」的な権威にスポ根がシェアされ、選手に文句を言わせない世界なのでしょう。
大相撲の理事長が、横綱、もしくは大関経験者がほぼと言うのと似ています。
又、柔道界は「村社会」と「大学派閥」があるスポーツですが、過去のオリンピックでのメダル数やメダル獲得期待度は他競技と比べても圧倒的であるのも事実です。これを良しとする事も出来ます。
しかし、最近では、柔道のグローバルスタンダード化、ルールも講道館柔道からはどんどんかけ離れて来ています。それが如実に出たのが、パリ2024ではないでしょうか。
そこで、国際柔道の一員として進むなら「村社会」から解き放たれて、「自由自在」に変化してみる。
その一つに「柔道監督選考に、パウンドフォーパウンド」の考え方を入れる。(第三者機関の基)
そう考えただけで、今後の柔道界にワクワクしませんか。
20年先まで「日本のお家芸」として、柔よく剛を制し、強く華麗な1本が輝き続ける事に期待します。
★ご存命でしたら、古賀稔彦さん、現在なら野村忠弘さん、大野将平さん、少し饒舌なのが気になりますが、穴井隆将さんなども、今までと違った世界を見せてくれる事でしょう
部外者の意見を失礼致しました。( *´꒳`*)