映画「呪呪呪/死者をあやつるもの」

これで「じゅじゅじゅ」と読みます。

別にあまちゃんは出てこないし、キョンキョンが歌ったりもしません。

ソウルから釜山までの高速鉄道、つまり韓国の新幹線内で起こったゾンビ達との戦いを描いた
「新感染」という邦題に気を良くした人がおそらくこんなタイトルをつけたんでしょう。
タイトルは「？」でしたが、他の映画を観た時にこの映画の予告が流れて面白そうだったので観に行くことにしました。韓国映画お得意のゾンビ映画です。
実際スタッフも前述の「新感染」を手掛けたヨン・サンホが原作と脚本を手掛けています。
ゾンビ達が一糸乱れぬ動きを見せながらのトンネル内での常軌を逸したカーアクションシーンなど見どころもめちゃくちゃあるんですが、

なんか違和感がぬぐえません。登場人物たちのバックボーンなどの説明が薄いままにどんどん話が展開していきます。一度も説明がないのに当たり前みたいに昔の会話が進んでいたりします。邦題以上に私の中で「？？？」が増えていきます。だんだん嫌な予感がしてきました。そうこうしている内にあっという間にエンドロール。館内が明るくなったところで慌てて検索してみると。。。

やはり予感は的中。

この作品、元々はテレビドラマだったんです。
そんなん最初に力強く宣伝しといておくれよ～
なんか犯人を最初に確認してから推理小説を読んでいる気持ちになりました。韓国のドラマや映画観ている人なら超お馴染みの俳優さん女優さんばかりなのでこの作品に対する期待値もよくわかりますが。とりあえずほとぼりが冷めない内にドラマもチェックしたいものです。そのドラマは「謗法～運命を変える方法」っていうタイトルらしいです。

映画「呪呪呪/死者をあやつるもの」は絶賛公開中