「やりたい」「やるべき」ではなく「やる」
ハイキューのアニメを見返していて、主人公:日向翔陽のセリフに
「やることがいっぱいだ」
というものがありました。
これってめちゃくちゃいい言葉だと思ったっていう話。
「やりたいこと」
「やるべきこと」
ではなく
「やること」
という言葉。
微妙な違いだけれど、私にとっては意味が全然違うと思っている。
まず「やりたい」の場合、
自分がただやりたいと思っているものが
自分の目指す先にとって、不必要なことである可能性があって、
「やること+やらないこと」混ざっているものが「やりたい」に値するのかなと個人的に感じている。
以前も紹介した、
『世界一流エンジニアの思考法(著:牛尾剛)』を読んでみて、
SNSとかでも一言感想が添えられたりしている内容として
「Be Lazy(怠惰であれ)」
があり、もちろん私の中でも印象的な言葉であった。
サボれというよりかは無駄なことを省いて価値を最大化しようといった意味で使われていた。
あれもこれも、、となる前にやらないことを決めるのが大事なんだと。
また最近読んだ本『世界「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた(著:中野信子)』の中でも
やらないことを決める
というワードがあった。
普通Todoリストなどでやることリストを皆作るが、「頭のいい人」はむしろやらないことリストを作っているのだとか。
このように「やりたい」の場合、
「やること+やらないこと」を合わせて「やりたい」と述べている気がしてならない。
そして「やるべき」の場合、
時間に追われている
気がする。(完全に私個人の感じ方です)
「~をやるべき(~をやらないと)」と言うときには、その言葉の裏に
「(時間がないけど)あれもやらないと、これもやらないと」みたいな
忙しい、時間がないから焦っているみたいなニュアンスがあると思っていて
私個人的には「やるべき、やらないと」と口に出すだけで、すごく焦った気分になり、結果生き辛くなることが多いのであまり好きな言葉ではない。
以前『限りある時間の使い方(著:オリバー・バークマン)』を読んでから
・「忙しい」という内容の言葉を言わない
を意識しており、今回挙げた「やるべき」というのは私的に広い意味でこれに当てはまってしまうのだろう。
一方で、「やる」の場合
・自分の目指す方向に必要なことを厳選している
・時間にとらわれず、進み続ける
みたいな意味合いを感じた。
ちょうど、『世界「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた(著:中野信子)』を読んで
「やらないことリストを作る」旨が頭に残っていたために
タイムリーな内容だなと思って
ただアニメを見ていただけなのに引っかかった部分について
今回はまとめてみました。
だいぶ、私個人の考えに偏りがあるとは思いますが
読んでいただきありがとうございます。
映画ハイキューで感動して、アニメを見返した結果こんなことを思っていた次第です笑