42歳一独身公務員の旅行記(京都編)②「滋賀にあるトトロの世界へ」
前回までの内容
日曜参観の代休を利用し、日曜の夜から京都のホテルに宿泊していたのだ。
今朝は8時に起きてランニングし、大浴場に入り、ホテルを10時にチェックアウトした!
午前10時30分
スタバ三条烏丸ビル店で午前中は仕事をする。
教師,という仕事をしてもう14年目になる。頭を抱えることも多い。
「べんきょうがんばろう!きりつきをつけれいちゃくせき!はなしてるひとのほうみてしっかりきいてあげて!よくできたじゃないか!やるべきことはやろう!おはよー!くやしくないのかい?きょうのきもちは?あさなにたべた?たちあるかない!しゅうちゅうしよう!あかぺんどこやねん!あれ?せんせいちょーくどこおいた?など子どもに毎日語りかけ走り回っている。
しかしなんだかんだと14年間も辞めずにやってこれたのは、やっぱり子どもたちのおかげなんだろう。
平日の朝にスタバでキャラメルマキアートなぞ頼み、ウットリニューヨーカー気分に浸りつつ仕事するというのはトロけるようなシアワセであった。
午後1時30分
お腹ヘッタ。
京都にくるとよくいくご飯屋さんがある。
四条烏丸にある野菜ブッフェ「賀茂」だ。ここでは京野菜が食べ放題なのだ。
時折野菜を食べたくなる。もう食べたくて食べたくて仕方なくなる。
レタス、トマト、人参、水菜を大量にとり、バリボリバリボリ、何かに憑かれたように無心で野菜を食べ続けた・・。バリボリ食べるとスッキリする。
オイシー‼️😋
午後2時30分
さてこれからどこにいこうか・・・。食べて少し気持ちがローになってきている。
心の声に耳を傾ける・・・。
「ああ・・・どこか遠くへ行きてえなあ・・・静かで、何もない田舎に行きてえ・・・」
時々とてつもなく田舎に行きたい気持ちに駆られる。こういう時は大概精神的に疲れていることが多い。
実は僕には、京都から日帰りで行けるとっておきの場所があった・・・。結構時間はかかるのだけれど、せっかくの代休だし行くことにした。
うーむ。のどかな風景だ・・・。入道雲を見るとやたらに懐かしい気持ちになるのはどうしてだろう・・・。小学校時代の夏休みを思い出すのだろうか・・。
そう、とっておきの場所とは「永源寺温泉八風の湯」だ‼️滋賀県の山奥にある温泉なのだが、この温泉は関西においてNo. 1の温泉といっても過言ではないだろう。山奥というロケーションもあり、非日常感が半端ない。バスの乗客は僕だけだった。
バスに揺られながら、僕はひたすら風景を眺めていた。運転手さんともいっさい話はない。どんどんあたりは深い田舎になっていく。
午後4時45分
「着きましたよ〜」て運転手さんに起こされたら
八風の湯についていた!
いきなり風呂に入るのも勿体無いので近辺を散策し、汗をかいてから風呂に入ることにした。
少し歩くと、汗が吹き出した。
汗がどんどん吹き出て、自分からどんどん悪いものが抜けていくようだった。
相変わらず素晴らしいフロ、サウナだった。人が少なく、プライベートな空間を感じられることが嬉しい。
サウナのテレビをボケーッと観ていた。
阪神タイガースの森下選手の特集がやっていた。森下選手といえば、チャンスに滅法強いタイガースの3番バッターだ。(今は3番じゃないけど)
森下選手のお父さんがでてきて、「野球は苦しんでするものじゃない。楽しく!楽しく野球をして欲しい!」みたいなことをいっていた。楽しくかあ・・。勉強も楽しく教えないとなあ・・・。
外気浴が気持ち良かった。仰向けに寝転んで、滋賀のだだっ広い空を眺めていた。自分の心臓の音がトクン、トクンと鳴っていることに気付いた。心臓いつも動いてくれてありがとう・・。
空にはツバメが何羽か飛んでいて、1匹のツバメをずっと目で追っていた。遠くに飛んでいってある時、フッとツバメは消えていくのだった。そしたら次のツバメを見つけて、また消えるまでずっと見ていた。
午後7時15分
また明日から仕事が始まる!
生きるで‼️
おまけ
おしまい
宜しければスキしてください!