為替は先読みが最も難しい
投資には債券、株式、不動産、投資信託など多様な投資対象がありますが、最も先読みが難しいのは為替だというのが定説です。
例えば昨年1年間で、国内の生命保険各社は外国債券を約11兆円も売り越しました。
これは統計を遡れる05年以降で最高額だそうです。
要因とされているのは急激に進んだ円安ドル高で、為替ヘッジコストが膨らんでいるのが保有債券の大量の損切り売却につながっています。
運用のプロ集団ともいえる生保でもことほどさように、まさに「為替は難しい」の典型的な事例といえます。