会社を辞める『意義』を持つ
こんにちは。たなゆうです。
前回に引き続き、『会社を辞めたい』という方に読んで欲しいなと思ってこのnoteを書いています。
会社員を卒業して7ヶ月。
今はフリーで自分の学びにもなる仕事をしながら、ずっと探求してきたこと形にしようと詰めている最中。
今頂いている仕事はいつどうなるかわからないし、自分の事業もどうなるかなんてわかるわけない。
そんな不安定な海に飛び込んだ40代ですが、この状況に全く後悔はありません。
そんな私を見て、周りには『会社をやめたい』という想いを持っている人が色々と話を聞きに来てくださるようになりました。
その方々の多くの不安は『お金』。
私もお金について不安な気持ちは重々わかりますが、本当に気をつけるべきはそこではないかもしれません。
これから会社を辞めて、自分で仕事をしたいと思っている方には大事なことかなと思います。
お金の不安は覚悟していたけれど
先日こんなツイートをしました。
私はこちらにも書いたように、『今年は”模索する”』というつもりで15年勤めた会社を卒業しました。
色々な事を覚悟していたつもりでしたが、それでも心を痛めたのは与えられる仕事はないという状況の中で『もしかしたら自分には価値がないのではないか』という、ぎゅーと苦しい感情でした。
『お金』というのは、誰かの役にたった証。
それを得られないかもしれない=『自分の価値』を疑うようなもの。
お金の不安は、その額面という意味だけではなく『お金を得られる価値のある自分』を疑うような要素も持ち合わせていました。
色々覚悟していたはずなのに、です。
意義のチカラ
私がその想いから抜け出せたきっかけは何だったか?
それは
という事だったと思います。
私には、私なりの理由があり、この道を選びたかった。
その『意義』を思い出せたとき、お金の面では何も変わっていないのに心がふっと心が軽くなりました。
その後は無意識のうちに行動も変わり、収入も増え、今年1年を望むような形にしていく目処が立つなど良い循環を生むことにつながったと思います。
極端な話、お金は無ければ借りたりできるけど、『自分には価値がないかもしれない』という思いを埋めてくれるものは何一つありません。
それは大きな気づきでもありました。
『自己無価値観から極力距離を置くこと』の大切さ
例えば、ある役職の優秀な会社員だった方が、定年退職後に気持ちが落ち込んでしまったというお話はよく耳にします。
お金はあるはずなのに、『自分の存在意義』が仕事だけに偏っていたことで、それを手放した後に苦しくなってしまうのは想像に難くありません。
例えば、子育てのために仕事をしない道を選んだ人でも『子供のため』という思いに意義を感じられていれば、仕事をしていなくたって充実した人生。
自分なりの『意義』があれば、人はどんな選択でもその道を強く歩めます。
不安に襲われることは当たり前。
立ち止まったり休んだり、昼寝したりしながらも自分なりの『意義』を握りしめて前にすすもう。
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