道しるべとなるデザイン
こんばんは!
今日も始まりますよ〜。
クリニックを作るにあたっていろいろな人にお世話になっています。
これからクリニックを作る方には(そんなん他にいる?)是非参考にしていただきたいと思います。
普通の開業案件であればきっとコンサル会社なんかに依頼してすすめていくのが王道だと思います。
ですがそれだと本当に作りたい物ができずに、世にある普通のクリニックがそのままの形でできあがってしまうことでしょう。
初めて参加したクリニック開業セミナーでまさにそういう思いをしました。
自分の場合はまったく話が噛み合わなかったんです。
そうです。そこには目的が違う人たちが集まっていました。
そこではクリニック開業セミナーの目的、失敗しない=お金が稼げるだと感じました。
開業の場所だったり、科目だったり、ターゲットだったり。
全てをオーナーが儲ける形で作っていく流れになっています。
しかし、うちの作り方はまるで違います。
開業を決めてからは全てデザイン関係の相談です。
建築のデザイン
内装のデザイン
医療環境のデザイン
その他のことならある程度自分でなんとかなります。診療についても、診療報酬請求やクリニック運営なんかもきっと他の勤務医を続けているドクターより向いていると思います。
ただし、デザイン関係はプロにお任せです。
最近はプロの仕事をマザマザと見せつけられています。建築が着々と進行し、続々とデザイン関係のものが上がってきています。
オシャレだけで終わらない。
きちんと目的を持ったデザインに仕上げること。それを見た人が意識に上らないで行動に移れることを見越したものにすること。だれにでもわかりやすく、それでいて全体の調和がとれているもの。
デザイン、奥が深いです。
このデザインにこだわる理由は一つ。差別化です。
誰にも真似できない特徴を出すことと、それ自体が宣伝になります。そして対象となる患者層を明確にし、ときにそれが待ち時間を潰すためのアイテムにもなる。
ここに十分にお金をかける意味があります。
建物。外構。入口。受付。待合。看板。様々なアメニティ。
そして今日はソファとクリニックのサイン。そして壁に描く絵の打合せでした。
まだまだ自分の頭の中には全てのデザインがまとまって描けていないのですが、これからもっと勉強し、未来への道しるべとなる形を描いていきたいと思います。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター
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