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妊娠出産への介入の結果

こんばんは!

なんと生後10日の子を連れて車で片道1時間半のドライブをしてきました。2人目ともなるとこんなに大胆な行動をしてしまいます。ビックリです。


それもこれも出産後の妻の回復がヤバい早いのです。ドーピング疑惑を持たれています。

1人目の時は1ヶ月かけて徐々に動けるようになっていましたが、今回は1週間ほどですでにスタスタ動いています。

家に帰ってくるなり、部屋の片付けから荷物の整理、椅子に登って箪笥の上にしまっていました。

「なんだこの産婦は」と、こちらがビックリです。

言っときますが、スポーツするタイプではありません。むしろ年齢を重ねてそれなりになってきていると思われます(失礼!)。

何をしてこうなったのかがわかって、みんな同じようになることが目標です。

産後ケア産後ケアと高らかに声を上げていましたが、基礎体力や体の使い方が問題なければそもそも必要ないのではと薄々気づいておりました。

これはもう明らかに子どもの頃の体の動かし方の乱れに影響してきているものと考えます。

『体力』というぼんやりとしたもの以外なかなかハッキリとした指標がないので評価しにくいところですが、とりあえず介入してどう変化するのかを早く見てみたいです。

今回特にしっかりと行っていたのは胸椎の伸展体幹の回旋股関節の屈伸です。

でもどれも筋力をつけるトレーニングというより普段の生活の中で少し意識して動く程度でした。

下のものを拾う時はしっかり膝を曲げてしゃがむ。

洗面台の前に立つ時は膝と股関節を軽く曲げて腰を反らない

骨盤を立てて立つ様にし、顔を引いて、横を向く時は頭から

他にも細かなところはいくつかありますが、主な注意点はこんなところ。以前出したフライヤーの中の骨盤や体の歪みを生まない取り組みになります。

これって妊娠出産に関係なく、誰もが本当ならやって欲しいこと。

体の動く部分をしっかり全部使いながら動かす。そうすることで一部の筋や関節への負荷を減らし、全身の筋を使いやすくするので動くのも軽くなる。

この感覚がわかってくるとあとは自然と動けるようになるはず。

悪くなってからそこに戻るのは大変。全ては『動く』という感覚がどこまで残っているかなので。

妊娠出産にまつわるトラブルなどは、そういった社会や環境の変化による基礎体力や筋力の低下がかなり関係していそう。

そういったことも、新しいクリニックでは予防していきます。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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