今日も子育てを研究しています
こんばんは!
夜中をまたごうという時にまだ書けていませんでした。
息子がお腹の上でもぞもぞしています。なかなか自己主張が強くなってきました。ここからが親と子の丁度良い環境の擦り合わせのタイミングです。
“こどものために”と、なんでもそっちに合わせてしまうと家庭が上手く回らなくなることがあります。そこはある程度こどもと過ごす未来をどういった形にしたいかを想像して誘導していかなければいけません。
初めてのお子さんの場合はここが難しいです。
返って2人目の方が、そのことを考えながら始めから対応していけるので、自由な時間が増えたりします。
つまり、1人目の時はやらなくても良いことをたくさんやっていたりするんですよね。
この方法は時間が空くとそれは難しくなると思います。当たり前ですよね。忘れてしまいますもん。
半年前は何をやっていたのか、どれくらいの大きさだったのか、鈍なことをして遊んでいたのか。全く覚えてなかったりします。
それが数年経ってしまえばまた子育てが一から始まることになります。自分はいま3年半振りの子育て。これくらいがギリギリ覚えている位ではないでしょうか。
まぁでも、一から始めるよりかはやっている内に思い出すのかも知れませんけどね。
子育てのイメージというか、上で言ったようなこうして欲しい方向への誘導は時代が変わったら役に立ちません。
よくあるのが「自分がこうだったからこどもにはこれをさせたい」や、「私が現役の頃は・・・」の様な、昔のことを持ち出して当てはめてみる子育て。もちろん長い間に洗練されてきた知識、技術があり、それがいま失われている例もあります。
しかし、時代の変化とともに子育ての仕方も変わってきています。昔は常識だったことが、いまでは全く行われていなかったり、反対にやってはいけないこととして認識されていたりもします。
なので、やっぱり大切なのは赤ちゃんの反応を見ながら柔軟に対応できる子育て。子育ての方法と言うよりも、よく見て、触って、何がしたいのかを考えて上げること。
正解に一発でたどり着かなくても、赤ちゃんとママが少しずつ歩み寄っていける環境が大切。そういった訓練をこどもが産まれる前、本来なら学校の教育の中で見つけていくもの。でも今は、正解を出すことが必要になっている社会。なので正解をいち早く知りたがるし、もしそうでなければ不安に思ってしまっている。
本当に必要なことと、そうでもないことを感覚で見分けられる何か良い方法がないか、今日も研究しています。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター
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