他施設同時運営におけるメリット
ようやく進み出したクリニック計画。成功に導く方法についてまた考えに考えて行きます。
今回の成功というのは、患者さんが増えて、収入が安定し、スタッフがたくさん雇えるとかそういう話ではありません。あしからず。
第二期、第三期の工事をすぐに取りかかれるようにするという話です!
あくまでも目指すのはそこです。
リハビリステーション棟と障害児保育園を建ててはじめて一段落の計画です。
そんなことやったことありませんが、集患のためにも必要だと思っています。今日はそんな次に狙っている施設がどの様にクリニックに影響していく予定なのかを考察してみましょう。
●リハビリステーション棟
この施設の機能は【自費リハ】です。トレーニング施設ですね。リハビリと名がついていますが、医療保険でのリハビリテーションはクリニックで行うことになると思うので、こちらでは自費が中心になると思います。
保険診療で行うリハビリテーションは上限期間というモノが決まっています。受傷、または手術から数ヶ月でその上限になり、それ以上のリハビリができなくなります。(正確には制限付きで認められるのですが、新規が多いところは終了になることがほとんどです)
そのためには後方施設を用意しておくことが必要です。
リハビリテーションが必要な状態から、たとえ元の状態に復帰できたとしても、また同じ様な症状が出てくる可能性も考えられます。
また、自分の身の回りの人が大変な目に合っているのを見て、なんとかそれを回避しようと予防的に治療を行いたいと思うかもしれません。
そして、妊娠や出産などの医療保険では対応しにくいと考えられる状態での運動をどの様にすすめるかもこれからの課題です。
そんな課題をまるっと解決することの出来る場所と考えています。
早期にクリニックでのリハビリテーションを終了し、自費部門でその強化を行う。通うための予約も不要で、頻度も自由。料金も定額で済むことになれば、あとはその効果を保証できれば自然とそちらに流れます。
自分でできない人には通院というコースも考えますが、時間いっぱいまでかかったとしても上手くいかないこともあります。そこは体の状態や、改善の仕方を根気よく説明していく必要があるでしょう。
●障害児保育園
こちらは以前からぜひ作りたいと切望しているものです。
障害のあるこどもたちのための施設はそうありません。こどもたちだけでなく、働くことを諦めたお母さんたちもいます。日常で一人になったり、自由な時間が持てない人もいます。
障害を持ったこどもたちが安心、安全に過ごせる場所はクリニックに併設していれば実現が可能です。
そして、この施設の目玉はリハビリ場所が敷地内にたくさんあるというコトです。医療保険でのリハビリ。自費でのリハビリ。そして園庭や遊具を使用した発達促進。なんでもありです。
通院患者さんやその他のこどもたちと公園を散歩するのも良し。
日当たりの良い場所のカフェで過ごすのも良し。
芝生でゴロゴロするのも良し。
夢が膨らみます。
こどもたちが自然と通いやすくなるための仕組み作りにも最適です。
これからはクリニック運営だけではなく、幅広い活動を通して世の中の問題解決に挑みます。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター