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健康スポーツ医におれはなる!

こんばんは!

今日は朝からオンライン講習会でした。

『健康スポーツ医学講習会』という、日本医師会の認定するスポーツドクターの資格を取ろうとしています。

これまで資格には全く興味を持てなかったので手を出してきませんでしたが、開業を控えてついに動き出しました。

しかし、日本にはスポーツドクターの資格が3つあります。

・日本スポーツ協会(元日本体育協会)の認定する公認スポーツドクター
・日本整形外科学会の認定する認定スポーツ医
・日本医師会の認定する健康スポーツ医

どれを取るかと考えた時、1番早く簡単に取れるのが日本医師会の健康スポーツ医です。さらにそれが一般の方に1番わかりやすい『日本医師会』の認定であるため、そこを第一優先で取りに行きました。

だって健康ってついてるしさ。

しかも今年はオンライン開催。
普段であれば4日間ほど缶詰で講習を受けなければいけませんが、今回はそれが必要ありません。全てオンラインで完結です。

いやー、たすかったなーと思いきや、自宅で1日中オンライン講習を受けるのもなかなかハードです。幸いにも内容がかなり面白いので飽きずに過ごせています。

スポーツに関わることですが、もっと広く考えると『動くこと』であり、日常生活にも当てはまります。

さらに健康スポーツと銘打っているので、どう健康に過ごすためにスポーツを取り入れるかが考えさせられます。

まさに自分がこれからキャリアの全てをかけて行いたい内容です。

これまで先人たちがいくつもの研究を行い、ここまでわかりやすく結果が出ているのになぜそれが実現できていないのか。なぜ日本人の運動に対する意識が変わらないのか。

それは実現するための施設がなかったからだと思います。

概論のところで出てきましたが、保険診療の中には『特定疾患療養管理料』というものがあります。

高血圧などの生活習慣病を含んだ特定の疾患に対して、服薬や運動、栄養などの日常生活での注意事項を説明し、指導した場合に算定できます。

これが月2回まで可能で、クリニックであれば225点というかなり大きな報酬となります。

これは病院にかかり続ければ、つまり治す努力をせずにクスリを出し続ければ永遠に算定されてしまうのです。

結局のところ、薬を飲んで良くなっていると思わせる仕組みの様に感じてしまいます。

しかしこれからはそういったクリニック運営ではいけません。積極的に介入し、教育を行い、治癒を目指す。そうすることで患者さんに選んでもらえる様にならなければいけません。

明日もまた引き続き講習会です。
しっかりと勉強し、臨床に活かしていきたいと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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