大人には見えないこどもの世界
こんばんは。
今日は手術予定がポカンと空いたので、1日子守で過ごしました。たまにはこんなサービスデーもあります。
うちの子も3歳半になり、いろいろなことが伝わり気持ちがしっかりとしてきました。
「待ってて」が守れるのはとても重要。
ここまでに、かなりの忍耐を必要としましたが、できる様になればこっちのもんです。
オススメはチャレンジ教材。
いつの時代も圧倒的な支持率だと思います。
そんな子を連れて公園へ。
公園ではいろいろと気づくことがあります。
今日は子をしばらく放置して遠くから見守ることにしました。
夕方はやっぱりママが多いですね。
気になるのは遊具に登ろうとする子を必死に止めようとしている様子。
こどもは「できる」と思って取り組む。
親は「無理だ」と思って制止している。
これって正解はないと思う。
ただし、将来的にどういう子に育って欲しいのかは親の責任でちゃんと考えて欲しいなって思う。
ここで、「そんなことしないで自由にさせれば」と言うと、
『落ちて怪我したらどう責任取ってくれるんですか』
といった声が出ることもある。
いやいや、それって親の責任ですやん。
最終的に決めるとすると親。信じるかどうかも親。それくらい信じられる様に育てたいな。
人に頼るのは良いけど、責任を押し付けるのは少し違う。難しいけどね。
なので今日はその方法を考えてみます。(ここまでが前置きです)
限界を共有する
何度も出てきていますが結局は親子のコミュニケーションなんです。
こどもの見ている世界というもの。生まれてすぐの赤ちゃんの時はまだ曖昧で、自分と他人がなかなかはっきりしません。
さまざまな感覚もまだよくわからないので、怖いことや大変なことに、痛いことなどを何の気無しにやって泣いていたりします。
それらも全て経験として、自分の限界を少しずつ作っていきます。
近くで見ているのは親です。
もちろんそんな時期はやり過ぎを止めて、出来ることを選んであげることが必要。
繰り返していくうちに必ずできる様になる。
そういう見方を忘れずにして、こどもの成長に合わせて親も成長していきます。
限界を広げたいというこどもと、そこに合わせてこどもの持っている限界を修正していくという作業が必要になります。
言葉にすると難しそぅですが、。でもまぁ、なんてことない。
信じるかどうかです。
外来では、「もうできますよ」と、声かけをして、こどもを信じるお手伝いをしています。
こういった子育てに関する日々の気づきや日常生活の改善点をみんなで考えるコミュニティ運営をしています。
参加者にはいろいろなアイデアを出してもらい、ときにはイベントや製品化ができたら良いなと思いながら活動を広げていきます。
興味のある方はぜひオンラインコミュニティ「ファミリハ実験室」にご参加ください。
下のリンクより手続してください。
https://xpert.link/community/2239
中川将吾
小児整形外科専門ドクター