わが子との対面
こんばんは!
いよいよ、わが家に新しい家族を迎える日が来ました。そう、第二子の誕生です。
「女の子が出てきますよー」と言われ続けて、妊娠中から妹ができるのを楽しみにしていた娘。
母がいなくなっても、寂しさを表に出さずに頑張っていてくれました。今日の朝も元気に保育園へ出かけ、帰りは笑顔で現れました。
さて、新しい子ですが、2人目ともあって約1時間のスピード分娩。これももしかしたらトレーニングの成果なのでしょうか。
ポンと飛び出た少し小さめだけど元気な赤ちゃん。そのお股にはあるはずのないものが、、、
そう。なんと男の子でした!!!!!
こんなことってあるんですね〜。全く信じて疑わなかったので驚きでした。
自分も実際にこの目で見るまではなかなか信じられなかったので、今日あらためて対面して思わず確認してしまいました。笑
違ったタイプの子育てが経験できて良い。プラスに捉えることとしました。
さて、今回の出産ですが、コロナ対応中ということもあり、病棟内には一歩も踏み入れることがありませんでした。
そして、看護師さんや助産師さんとも荷物の受け渡し以外に接点がなく、育児指導や退院前面談などもありませんでした。
これって普通でしょうか??
ママと違ってパパになる人はそもそも自覚が乏しいと思います。お腹ぎ大きくなるわけではなく、出産の痛みもありません。さらに産まれて数日面会も出来ずに退院してそのまま自宅での生活が始まります。
会った瞬間、「自分の子だ〜」と素直に受け入れられるでしょうか。
ある日突然親になったのと同じですが,その日から子育てモードに入れるでしょうか。
この部分は男女の認識がかなり異なってくると思います。
このコロナ騒ぎが続く間、常にそのことを考えながら子育てサポートをしていく必要があると思います。
子育てに関しては向き不向きよりも、最初の心構えや姿勢が大切だと思っています。
ママとパパの認識のズレが大きいと、夫婦間にも上手くいかない流れができてしまう恐れもあります。
よく『お産をデザインします』と謳っている助産師さんのキャッチコピーを見ますが、「家に帰ってパパが子育てするまでをデザイン」できる人が必要だなと感じました。
パパがどう子育て参加するかによって子どもの発達も変わってきます。
言語発達や社会性の発達などは父親の関わりが多いほど良くなると言われています。
この一年で産まれた子たちの今後の成長が心配です。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター