究極の教育を目指して
こんばんは!
10月になりました。
そろそろクリニックのHPを更新しようと思います。
今のやつは開院前の情報整理やリンクのために使っていました。開設してからの期間も検索の上位に引っかかるためには必要なので。
次回のものは準備中です。
今度はどれだけHP経由で受診しやすくするかをデザインします。そしてそこに開院までのカウントダウンも入れます。今日で残りが217日です。残り100日くらいに始めるのが目標です。
つくば市内から。そして近隣の関東圏、都内からも小児整形外科に気軽にアクセスできる環境を整えたいと思います。
環境作り。それが大切です。
今日思ったこと。 『教育=環境』
究極の教育とは環境を整えること。それは医師と患者であっても。院長と従業員であっても。親と子であっても同じです。
マニュアルはとても便利です。
業務のマニュアル。接遇のマニュアル。子育てのマニュアル。すべてが決まっていて、その通り行うことである程度の効果が得られる。そこに考える要素を取り入れない。
間違いなく、最低限を過ごすのであればそこには最適な方法かも知れません。しかし、対ヒトになるとその効果は半減します。ヒトには感情があるからです。
マニュアル的対応が嫌いな人。マニュアルに載っていない反応を返す人。そして、赤ちゃん。
相手の反応を読み取って即座に返すにはマニュアルに頼っていてはとても対応仕切れません。それこそ無限にシミュレーションしておく必要があるからです。
では、どうすれば正しい対応ができ、相手にとっての教育になるのでしょうか。
それは自分の中にはっきりとした理念を持つことです。
目の前に選択肢が現れたときに同反応するのか。
行動を決めるのではなく、その時のシチュエーションによって、同じ行動でもどう感じるかで選択する先も変わってくる。それはマニュアルでは対応しきれません。感情が入ってくるからです。
子育てにおいて「怒らない」と決めてしまうと決まりが守れなくなるかもしれません。他人の気持ちに気付いてあげる機会が得られないかもしれません。ですが、「相手のことを第一に考える」という理念を掲げることで、怒ることもあれば、褒めることが最適になるかもしれません。
このクリニックはどういう方針、理念でいくのだろう。ここを一番重要に考えています。それは従業員、患者さん、地域の方すべての教育のため。
治療内容ではなく、教育を褒められるクリニックを目指して頑張ります。そうすれば、おのずと結果はついてきます。
中川将吾
小児整形外科専門ドクター