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どうして問題提起だけでは伝わらないのか

こんばんは!

2022年5月。つくば市内に小児整形外科クリニックをオープンします。こどもも大人も遊びの中で体を作れる仕組みを作り、通院したくなるクリニックを目指しています。

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様々なSNSに日頃から目を通していましたが、そろそろ疲れてきました。みなさんはどうですか??疲れていなかったらそれは中毒です。早めに専門家に相談しましょう。


というのは半分冗談ですが、、、。


SNSは自分の思想に最適化されたものが表示される様にできているので同じような意見を持った人が集まります。新しい出会いをしやすい様に設計されているのです。それを長いこと続けていると、ときに「傷のなめ合い」があったり、「自慢の重ね合い」があったりします。

その一つに「自分の考える世の中の問題を指摘し続ける」というものもあります。

ここっておかしいよね。
こんなことでみんな困っているよね。
これをこうすれば良くなるよね。

そういった内容を投稿し、同じ様に考えている人の共感を生むことでtweetが広がったり、フォロワーが増えたりもあると思います。

でも、そういう内容ばかり見ていてしんどくなってきました。

問題提起をすることは確かに大切です。何事に対しても常に疑問を持ち、その問題を解決していくことで成長していきます。

そこについての考えは昨日のnoteに記載しています。

では何がしっくりこないのか??そのことをずっと考えていました。

これはいわゆる『良い人疲れ』何だと感じています。

イメージを優先にして、間違ったことを言わない。正しいことのみを発信する。世の中の問題をどうしたらよいかとこんなにも考えているンだぞといった考えを煌々と述べている。そりゃ疲れますね。

そんな投稿ばかりを見ていると、ひねくれたおじさんはこんなことを考えてしまいます。

そんなこと、できればきっと良くなるよね。
じゃあ、あなたがやってください。
どこかで同じ様なの見たことあるよ。

自分はそんなこと考えてしまうので、良い人の意見を見るのが疲れてきています。

キラキラした投稿をずっと見続けるのも疲れますよね。それと同じ現象なのではないかと思っています。


問題提起をし、そのための解決策をただ述べるのではなく、そこにつながるまでの苦労や人との関係性、工夫などを通して結果にたどり付く。そういった面白いストーリー性が求められるのではないかと思います。

ぜひクリニックの運営においても、ただ問題を挙げてそれを解決していくよりも、どうやって解決すれば面白いのかを第一に考えて行きたいと思います。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター


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