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外傷の秋を避けるために

こんばんは!

茨城県つくば市に2022年5月、整形外科リハビリテーションをメインとした新しいクリニックがオープンします。子どもから大人まで楽しく体を整え、持続することを目指します。 LINE股関節脱臼のオンライン相談を随時行っています。このnoteではそれまでの経過や日々の気づきを毎日配信しています。

さて、昨日はちょっといろいろあってガス抜きをしたのでした。そういうことも必要ですね。今日からまた通常運転です。


運動器健診の2学期分がやっとで再開しました。

緊急事態宣言下ではなかなかそういった活動が行えず、学校現場も大変だと思います。児童のいるご家庭も、平時であればこどもたちが学校に行っているはずなのに家にいる状態なので、過ごし方も変わってきていたでしょう。

そんな中で気付いたことを残していきます。

つくば市内の運動器健診では小学校、中学校を主に回っています。昨年のときも感じましたが、小学校では低学年のこどもたちの体の弱さが目立ちます。

姿勢のくずれ、足の運びの遅さ、肩の固さ。
おそらく運動の量が足りていないのでしょう。

学校へ通うだけでも、体育の授業があるし友だちと遊んだりもします。毎日の生活にメリハリもつきます。自宅内での授業がオンラインで行われていたりしますが、話を聞く限り通常授業に変わるものにはなっていません。何より実技関係の授業になるとさっぱりです。

高学年になると、もともとの体力もあり、自分でいろいろ出かけたりもできるので体の維持ができます。普段からスポーツを行っていたりもします。


学校の役割をあらためて感じます。


大きい子になるとそれで大丈夫かと言うとそうでもなさそうです。中学生はちょっと大きなケガが増えてきているなと感じます。

腰痛や膝まわりの障害が目立つ結果でした。昨年も転倒による手首の骨折や肉離れが頻発していたという報告がありました。

感染拡大の予防のために自粛を行っているのが間違いだとは思いませんが、いささかやり過ぎているためにいろいろな弊害が出てきています。


夏休みから続く休み明けのこの時期。秋の過ごしやすい時期になってここから新人戦などのスポーツ大会が続きます。運動会のシーズンでもあります。

みなさま、お子さん方。ぜひ準備運動をしっかりとおこない、今の体力にあった活動でケガなく過ごしてください。

中川将吾
小児整形外科専門ドクター

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