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何かをしてあげるではなく、良質な感覚を与えてあげる
こんばんは!
日頃の疲れを癒すため、ホテルに逃げ隠れて過ごしています。
昔から心の解放には高級ホテルが一番だと思っています。でも今回のところは高すぎて目ん玉飛び出るかと思いました。ですがこれも経験なのでその分働いて返します。
そう。経験は次への活力に変わります。
あれですね。サラリーマンの子育てやマイホームを手に入れることが働く力になるってやつ。
人生における1つの挑戦です。
これには挑戦することが楽しいと思えることが必要です。
挑戦することを楽しめる環境設定が必要です。
人はどの段階で挑戦する心を忘れてしまうのでしょうか。
挑戦することが恥ずかしかったり、失敗を恐れてあきらめてしまうのでしょうか。
自分もそんな時期がありました。
人と同じ様に、目立たない様に普通に過ごすのが良いという日本人社会特有の考え方のせいではないかと思っています。
生まれた瞬間。全ての赤ちゃんは挑戦者です。環境への挑戦。親の愛情への挑戦。自分と外への挑戦。まだ見ぬ未来への挑戦。
経験すること全てが新しく刺激的であり、それらを楽しんでいる様に過ごします。見習いたいものです。
何しても許される愛嬌があり、何にでも挑戦できる時間と、スポンジのように何でも吸収できる頭がある。
まさに最強の存在。
その楽しみの原動力となっているのが親からの愛情であり、お互いのコミュニケーションだと言われています。
・目を見て
・触って
・声をかける
その瞬間。赤ちゃんに対して多くの感覚を刺激してあげています。
赤ちゃんに何かをしてあげているから喜んでいるわけではありません。赤ちゃんが何か行動したことに対して、リアクションすることで喜んでいるのです。
危ないから、
失敗するから、
泣くから、
かわいそうだから。
みなさん。そう思って、赤ちゃんの行動を制限していませんか。
こどものためにそういったものをあらかじめなくしてしまう。それは経験を奪ってしまっているのと同じかもしれません。
中川家の子育て方針として、とりあえず失敗するにしても成功するにしても、やり終わるまで手を出さない、というものがあります。
どう感じて、どう行動するのか見守り、そこで初めて親がどういった行動をするのが良いのかを考えます。
最近流行の新しい子育ての考え方で、『こどもを叱らない』とか、『こどもに成功体験だけ与える』なんてこともあります。
これって正しいことなのでしょうか。
怒られること、失敗すること。全ての体験や感覚があって初めて人とのコミュニケーションが完成します。
生きていく中で、それらの感情に出会わないことはありません。親の目の届かないところ、手が離れてからそういった未知の経験にサラされることになったら回避の手段がとれません。
こどものことを考えた良質な怒り、失敗は幼いウチにしか経験できな貴重な体験だと思います。
こういった子育てに関する日々の気づきや日常生活の改善点をみんなで考えるコミュニティ運営をしています。
参加者にはいろいろなアイデアを出してもらい、ときにはイベントや製品化ができたら良いなと思いながら活動を広げていきます。
興味のある方はぜひオンラインコミュニティ「ファミリハ実験室」にご参加ください。
下のリンクより手続してください。
https://xpert.link/community/2239
中川将吾
小児整形外科専門ドクター